先日、福岡県北九州市の公園入口付近の歩道で、バックしてきた乗用車に高齢者がはねられ死亡する事故がありました。
乗用車を運転していた女性は、電話で話をするために公園の入り口に車を止めた後、通話が終わってバックで車道に出ようとした際、事故を起こしたもので、運転者は「後ろに人がいることに気づかなかった」と話しているということです。
車を運転中に電話が掛かってきて、安全な場所に止めて通話することはよくあると思います。
通話が終わった後、もとの車線に戻ることになりますが、その際に、通話が終わった後の安心感などから意外と安全確認が疎かになるので注意が必要です。
とくに、バックして戻る際は、直進してきたルートをバックしますので、後方に人がいることを失念することがあります。
一時的に道路脇に止めて、そこからバックするときは、歩行者の存在を忘れないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2024.3.7更新)
小冊子「自分で気づこうバック事故の危険【改訂新版】」は、バックする時の自身の運転をチェックすることによって、具
巻末には付録として「バック事故を防止するための具体的方策」を