先日、大分市内の踏切を越えてすぐの交差点で、幼稚園の送迎バスと軽乗用車が出会い頭に衝突する事故がありました。
事故の現場は、信号機のない見通しのよい片側1車線の交差点で、幼稚園の送迎バスが踏切をわたって交差点に入ってきた際、直進してきた軽乗用車と衝突したということです。
鉄道の線路と並行して道路が設置されている場所では、踏切を越えたところに交差点がある場合が少なくありません。
こういう場所で踏切を渡ろうとすると、まず踏切で一時停止して線路内の安全確認をするのは当然ですが、そのとき同時に、踏切を越えたところにある交差道路から走行してくる車の有無もチェックする必要があります。
しかし、踏切の安全確認に意識が集中して交差点の安全確認が疎かになったり、反対に交差点に意識が集中して踏切の安全確認が疎かになることがあります。
踏切を越えた先に交差点があるような道路では、両方の安全確認を怠らないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2024.3.12更新)
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