さる4月10日午前11時ごろ、札幌市南区の交差点で、横断歩道を渡っていた自転車が乗用車にはねられる事故がありました。
事故現場の交差点の信号機は、歩車分離式になっていましたので、どちらかが信号が赤だったとみられています。
歩車分離式の交差点では、車側の信号が青の時には歩行者用信号はすべて赤になりますので、車と歩行者が路上で交わることはなく、非常に安全な交差点だと言えます。
しかし、こうした信号はまだまだ少なく、車も歩行者も慣れていない側面があり、それが事故に結びついている面もあると思います。
たとえば、車側の進行方向の信号が青になって右折するとします。本来なら、右折先の横断歩道の信号は赤のはずなのですが、歩行者や自転車はいつもの交差点と同じ感覚で、青になっていると勘違いして渡ってくることがあります。
歩車分離式の交差点では、信号機の付近に「歩車分離式」と表示してありますので、そこでは歩行者や自転車の動きに十分に注意して運転してください。
(シンク出版株式会社 2024.4.15更新)
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