さる4月19日午後4時頃、熊本市内の交差点で、右折したタクシーが横断歩道上の歩行者をはねる事故が発生しました。
警察によると、タクシーの運転者は「歩行者に気づかなかった」と話しています。
この事故のように、右折先の横断歩道上で、歩行者や自転車をはねる事故は頻発しています。
その原因としては、「早く右折したい」という急ぎの心理が働き、安全確認が疎かになることが考えられます。
同様に、右折するタイミングを気にするあまり対向車ばかりに注意が向き、その先の横断歩道にまで注意が向かないことも考えられます。
そのため、交差点右折時には、横断歩道上での歩行者等の事故が頻発していることを念頭に、対向車と合わせて、その先の横断歩道周辺の歩行者等にも注意を向けるようにしてください。
(シンク出版株式会社 2024.4.24更新)
運転の基本に立ち返ることで、構内事故やバック事故をゼロにするための指導者向けの実技講習ノートです。
本書は実技中心の構成となっており、その一部を紹介しますと、バスのサイズや死角の範囲を運転者に予測してもらい、ノートに記載してもらいます。その後、メジャーなどを使用して正しく測定し、予測との違いを確認してもらい、曖昧だった車両感覚を明確にしてバック時の不安をなくすことを目的としています。
また、講習方法は本文に記載されているQRコードを読み取っていただければ、講習内容を動画で確認できますので、どなたでもバスの事故防止講習を実施することができます。