今月の運転管理/令和6年7月(2024年7月)

過労や健康起因事故を防ごう


 

 7月は気温や湿度が高まり、運転者の疲労が高まります。過労運転への配慮が重要です。

 また、レジャー運転の車が多くなり高速道路などでの渋滞も増えます。運転者の疲労・ストレスに配慮して指導してください。

 

 また、第1週には全国安全週間が実施されますので、この機会に職域の安全について総点検を行いましょう。特に荷物の運搬などで運転者が転倒するのを防止し、フォークリフトによる災害を防ぐ活動を実施しましょう。

 

 健康面では気温の上昇から水分を摂取する機会が増えます。熱中症予防のために水分補給は重要ですが、水分代謝の不調が起こらないようにコントロールしてください。

6月の安全運転管理(令和6年)

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7月の安全運転目標──運転者の皆さんへ

過労運転を防ぎましょう

暑さによる睡眠不足に注意しましょう

 夏場は運転中に疲労しやすい季節です。車の中はエアコンがあるとは言え、直射日光が強く日焼けは疲れを倍加します。

 また、高温多湿で寝苦しい夜が続き睡眠不足に陥いりやすい時期でもあります。

 

 睡りが浅かったり睡眠時間が足りないと、運転中に注意力・集中力が落ち、確認漏れや見落としなど、うっかりミスが増えるので注意しましょう。

 

 前夜の睡眠が十分にとれていないと感じるときには、午前中、早めに休憩をとることを心がけましょう。

 また、昼食後すぐに運転を再開しないで、15分ほどでもよいので仮眠をとると、眠気防止と疲労回復に効果的です。ベッドなどを使わないで、背もたれの傾く椅子などで仮眠をするとよいでしょう。

過労運転

睡眠時間が足りないと、

過労・居眠運転に結びつきます


●疲れのサインは、目が重くなりアクビが出る

眠気がしたら要注意

 

 最近、大型トラックが首都高速道路で居眠り事故を起こし、多数の死傷者を出しました。

 運転者によると風邪をひいて風邪薬を飲んでいたということですが、健康な人でも睡眠不足が続いているときでも、一瞬の居眠り運転に陥ることがよくあります。

 睡眠不足が続くと、睡眠負債を返そうとして脳が自動的に眠りをとろうとするのです。

 これは、身体を守るための動物としての自然な反応であり、無理をしても、どこかで居眠りとすることになります。

 

 ですから、自分は少しくらい疲れているが、「意志の力で何とかできる」と考えるのは禁物です。目がショボショボしてきたり、アクビがでたら、間違いなく疲れています。

 身体を休めるには、眠るのが一番であり、我慢しても無理だと諦めましょう。 

睡眠不足による交通事故

アクビがでたら危険のサイン


下の項目をチェックし、すべてハイとなることを目指してください

・前夜の仕事が遅くなったときは、午前中の休憩を早めにする

・暑い日でも、エアコンの風が直接身体に当たらないようにしている

・目がショボショボしてきたら、無理をしないで休憩する

・運転中にアクビが出たら、道路外の安全な場所で少し休むようにしている

・直射日光が眩しいと感じるときは、運転中でもサングラスをかける

・暑い夜は適度に冷房をつかい、ぐっすり眠るように心がけている

・眠くなったら、もう少し頑張ろうと思わないで、迷わず休憩する

・昼食後は少し仮眠して、午後の眠気を防ぐように心がけている

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ


  

7月の重点管理目標──管理者の皆さんへ

安全の総点検を実施しましょう

危険情報の共有で事故を防ぐ

 

 7月1日から7日まで、令和6年度の「全国安全週間」が実施されます。

 厚生労働省と中央労働災害防止協会では、以下のような重点で職場における安全管理の徹底を呼びかけています。

 

 ●スローガン

 危険に気付くあなたの目  そして摘み取る

   危険の芽  みんなで築く職場の安全

 

 ●重点実施項目

  1. 安全広報資料等を作成し、配布
  2. 安全大会等で経営トップによる安全への所信表明と意思統一、安全意識高揚
  3. 安全パトロールによる職場の総点検
  4. 安全旗の掲揚、標語の掲示、講演会等の開催
  5. 安全関係資料の配布、ホームページ等を通じた安全活動の発信
  6. 従業員の家族へ職場安全に関する文書送付、職場見学等の実施
  7. 緊急時の措置に係る必要な訓練の実施
  8. 「安全の日」の設定など全国安全週間にふさわしい行事の実施
全国安全週間 2024年

災害対応もチェックしておこう

 

 7月上旬は、例年豪雨災害に見舞われやすい時期です。安全週間の機会には「緊急時における訓練」の一環として、豪雨や台風接近時の措置などについて確認しておきましょう。

 

 今年から、線状降水帯による大雨発生予報の公表基準が変わり、今までは中部地方など地方単位だったものが、都道府県単位となり、半日前には発表されます。

 

 なお、線状降水帯は気温の下がる夜間に発生しやすいので、実際の災害発生は夜中になるケースが多くなります。明るいうちに安全な場所に避難したり、車両・重機が避難する場合は、早めに高い場所への移動を済ませておく措置が重要となります。

 

 このほか、大雨や強風、土砂崩れなどの災害予報に対しては、

 ●キキクル(気象庁)

 ●NHK防災サイト

等の災害サイト情報も共有しましょう。

線状降水帯は雨雲が線の状態で発生しないと、予報はでませんが、面状であっても全体に非常に降雨量が多い場合は、同じような対策が必要となります。


 全国安全週間の実施要綱は → こちらから ダウンロードできます(中災防WEBサイト)

全国安全週間の活動実践例

実施項目 実施内容(例)
 安全意識の高揚

●経営トップや営業所長、センター長等が安全についての決意表明をする 

 ──とくに高齢労働者の安全に配慮することを強調する

●営業所や作業部署単位の安全衛生会議等を開催する

●無事故・無災害職場や優良な運転者の表彰をする

●運転者や従業員代表による「安全の誓い」などの決意表明をする

●家庭においても安全の重要さを共有する

 安全活動の実施

●職場の安全パトロール、安全総点検の実施

 ──職場の照明明度、スロープ、手すりなどの実態を把握する

●構内等における不安全行動の確認

 ──歩行者専用通路の徹底、構内速度の実態をチェック

通勤経路の安全対策──通勤ヒヤリ・ハットMAPなどの作成

●運輸マネジメント・道路交通安全マネジメントに則した安全管理点検

●職場一斉のフォークリフト、車両、設備、搭載品等の点検

●墜落制止器具の整備、着用状況のチェック

●5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)による環境整備

 安全教育・訓練

●安全運転、職場安全に関する講習会

 ──高齢労働者への安全教育の実態を把握する

●ヒヤリ・ハット体験を活用した安全運転教育

 ──墜落事故、転倒事故などの危険予測訓練を実施

●朝礼、点呼時の事故事例による教育

 ──高齢労働者の災害事例を指導教材に使用する

●構内危険箇所に関する情報共有教育

 ──過去の墜落・転倒事故の現場、危険予想箇所のリストアップ

●緊急時の対応方法・応急措置に関する訓練の実施

  

7月の健康管理目標──従業員の皆さんへ

水分代謝の不調を防ぎましょう

冷たい水分の摂りすぎに注意

 

 熱中症予防のため、適度な水分の摂取が呼びかけられ、お茶や水などを小分けにして摂ることが推奨されています。

 一方で、夏場は冷たいものを一気に飲み過ぎる人が多いので、大量の冷たい清涼飲料水などを摂りすぎることには注意しましょう。

 

 強い冷房の風などに当たりながら、冷たい水分を一気に摂ると、水分代謝のバランスが崩れて身体が冷えすぎとなり、自律神経の不調など体調を崩すことがあるからです。

 

水分摂取は重要

 ただし、猛暑が続くこの時期は水分摂取が重要です。血液中の水分不足がつづくと、熱中症だけでなく、脳や血管関係の疾患に結びつきやすくなります。

 

 また、適度な水分補給で水分バランスが整えられると、自律神経の状態が整えられ、精神的ストレスが緩和されます。さらに、血管が拡張して温かい血液が身体の末端まで運ばれますので、冷えにも強くなります。

水分補給の重要性

身体の60%以上は水分

 

 水は成人の体内の60%を占めるため、水分代謝が体調維持には非常に重要です。

 では、1日にどの程度の水分を摂ればよいのでしょうか。

 

 人間が生きていくために必要な水分量は1日約 2.5リットルと言われています。

 これは、通常、呼吸や汗等から0.9リットルぐらいの水分が体外に出ているのと、尿や便から1.6リットル程度が排出され、合計で2.5リットルの水分が体外に出ているためです。この排出された水分を補う必要があるのです。

 

 ただし、人間の身体の中でも代謝によって0.3リットル程度の水分が毎日作られていますし、食事からも0.9~1.0リットル程度の水分を摂取できますので、実際に飲む水分として意識すべき量は、1日に1.2~1.3リットルということになります。

 

 ペットボトル2本強というところです。屋外労働が多く、汗をよくかく人は、摂取量を増やすことを意識する必要があります。

身体の水分含有量

身体の水分割合は、子供や幼児ほど

高くなりますので、熱中症予防のた

め、こまめの摂取を意識しましょう。


■参考WEBサイト

  

その他の管理・指導項目

■熱中症予防対策を強化しましょう

昨年7月は18人が業務中に死亡

 

 7月は熱中症予防強化月間です。全国的に気温が上昇する日が多くなり、熱中症で倒れたり病院に搬送される人が出ていますので、取り組みを強化しましょう。

 

 昨年7月には、職場において就業中に431人が熱中症で死傷しました。異常な暑さのため前年に比べると140人多くなっています。

 また、死者数は7月が18人と目立っています。8月の10人と比べても際立っていて、5月から9月の熱中症総死者数31人の58%を占めています(厚生労働省調べ)。

 

 なお、ここ数年の職場における熱中症搬送件数では、第1位が建設業、第2位が製造業、第3位が運送業となっていて、運転者や倉庫作業者なども危険が高い職種です。 

 無理な作業を控え、WBGT値(暑さ指数)を下げるための作業場の改善や、早めの水分・塩分補給とエアコン活用、休憩時間の設定などに努めましょう。 

熱中症予防

 業務中の熱中症を防ごう


「熱中症が発生するしくみと症状」(厚生労働省YouTubeアカウント)

  

事業用自動車の運行管理者の皆さんへ

■異常気象時の措置を徹底しましょう

 台風や豪雨等による異常気象時下に無理な運行をしたため、近年、事業用トラックの横転事故などが発生しています。

 そこで、国土交通省は「異常気象時における措置の目安」を示し、トラック運送事業の安全を図ることを目指しています。

 

 7月は台風等の接近により、異常気象被害の多発が予測されます。

 このような場合には、以下の「目安」などを根拠に、着荷主・発荷主等と連携を図って、ドライバーの命と大切な荷物を守るための行動に取り組んでください。

 

*なお、安全な輸送を行うことができないと判断したにもかかわらず、荷主等に輸送を強要された事案があった場合、国土交通省のホームページに設置する「意見等の募集窓口」や、最寄りの地方運輸局又は運輸支局等にその旨通報する手段が設けられています。

安全のコスト

異常気象時における措置の目安

■車内事故防止キャンペーン(7.1~7.31)

 

 7月1日から31日は、バス協会やバス事業者などが、車内事故防止キャンペーンを実施する月間です。

 

 事業所やバス内に車内事故防止のポスターを張り出すだけでなく、運転者や乗務員個々への指導を強化しましょう。

 なお、最近の車内事故事例としては、国土交通省から、メールマガジンで以下のような事故が報告されています。

 

 多くの事故は走行中に席を移動しようとする乗客の行動が要因となっていますが、高齢者の場合は軽い転倒でも重傷となる危険が非常に高くなります。

 適切なアナウンスに努めるとともに、危険予測意識を高めて、乗客を転倒などから守る運転が大切です。  

不正改造車を排除する運動

《最近の車内事故事例──国土交通省メールマガジン「事業用自動車安全通信」より》

 

乗車した客の着席を確認しないで発進し、転倒

 2024年5月31日(木)午前10時25分頃、新潟市中央区で乗客4名を乗せた乗合バスが運行中、バス停で1人の乗客を乗せて発進したところ、この乗客が転倒しました。バス運転者が乗客の着席を確認しないで発進した模様です。この事故により、乗客は重傷を負いました。

 

乗車しようとした客が、閉じた扉のために歩道で転倒

 2024年5月30日(木)午前11時40分頃、東京都板橋区で乗客19名を乗せた乗合バスがバス停で乗降対応をしていたところ、前の扉から乗客が乗車している途中に、バス運転者が扉を閉じる操作をしたため、乗客に前扉が接触して乗客は歩道側に転倒しました。この事故により、乗客は重傷を負いました。

 

信号待ちから発進時、席を移動しようとした乗客が転倒

 2024年5月15日(水)午前10時4分頃、茨城県つくば市の県道で、乗合バスが乗客3名を乗せて運行中、信号待ちから発進した際、座席の移動をしていた乗客が揺動により転倒しました。この事故により、乗客は重傷を負いました。

 

移動した乗客に気づきアクセルを離したところ、乗客が転倒

 2024年5月14日(火)午後1時35分頃、神奈川県小田原市の国道を乗合バスが乗客14名を乗せて運行中、バス停で乗車した乗客女性が車内中程の位置で手すりにつかまったことを運転者が確認した後発車した際、この乗客が、空席があった車両後方へ移動し始めたことを運転者が気付きました。そこでバスを停めようとアクセルを離したところ、揺動により、女性がバス前方側に転倒しました。

 この事故により、乗客が重傷を負いました。  

■車内事故防止指導のために、国交省が動画を公開

 国土交通省はバス車内事故の危険性を分かりやすく紹介する動画を作成して、YouTubeチャンネルで公開し、広く一般向けを含めた啓発活動を展開しています。

 公開動画には、乗客、一般ドライバー向けなどとともに、バス運転者向けに車内転倒事故の危険性をわかりやすく紹介した動画があります。車内事故防止指導に活用しましょう。

 

  → バス車内事故防止のための啓発動画(国土交通省)ページにリンクがあります。

 以下は、バス運転者向けの YouTube 教育動画。

  

令和6年7月の安全運転管理ごよみ(july/2024.7)

日  付 行 事 等

 1日(月

・国民安全の日 ──交通事故、火災、産業火災などの日常生活を脅かす災害の防止を目的に、総理府が1960年(昭和35年)に制定しました。

 1日(月)

・名神高速道路全通記念日──1965年(昭和40年)に愛知県小牧市から兵庫県西宮市までの名神高速道路が日本で初めての本格的な高速道路として全線開通したことによります。東名高速道路は1969年5月26日に全通。

 1日

 7日

・全国安全週間──2024年度 安全週間スローガン 

   「危険に気付くあなたの目  そして摘み取る危険の芽 

      みんなで築く職場の安全」

 詳しくは厚生労働省中央労働災害防止協会サイトを参照。

 1日(月

 7日

・フォークリフト安全週間──一般社団法人 日本産業車両協会が令和3年度より制定。フォークリフトによる作業の安全、事故の防止に取り組む活動を積極的に推進する契機として呼びかけています。

 1日(月)~  

 14日

・2024年度 Gマーク(安全性評価認定)申請受付──全日本トラック協会のwebサイト のWeb申請システムで申請ができます。

 1日(月

 31日(水

・車内事故防止キャンペーン(バス)──走行中のバス車内での転倒事故等を防止するため、全国で都道府県バス協会やバス事業者が車内事故防止のキャンペーンを展開します。

 1日(月

 8月31日

・熱中症予防強化月間熱中症の予防対応策について正しい知識を普及するため、環境省が実施しています。

 1日(月

 31日(水

2024年度 陸上貨物運送事業「夏期労働災害防止強調運動」

 ──全国安全週間と相まって、7月1日から31日にかけての1か月間は

 陸上貨物運送事業労働災害防止協会も独自の安全運動を実施します。

 スローガン「身を守る 三点支持を 習慣に

 詳しくは、同協会のWEBサイトを参照してください。

 1日(月 

 9月30日 

・2024年度 港湾労働安全強調期間──港湾貨物運送事業労働災害防止協会による全国安全週間に呼応した活動。港湾内の事故防止活動を推進。

 ●本年度のスローガン──

 危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽

  みんなで築く職場の安全

  詳しくはこちらを参照してください。

 (火)

・あおり運転「殺人」事故から6年──2018年7月2日大阪堺市の府道で、22歳の大学生が乗ったバイクにあおり運転の車が追突し死亡させた事故が発生、大阪府警は車の運転者(40歳)を殺人と道交法違反(ひき逃げ)で逮捕しました。運転者は追い抜かれたことに腹をたててあおり運転を行い、追突で死ぬかもしれないという「未必の故意」があったとして、2019年1月25日に殺人罪で懲役16年の判決を受けました。

 (水)

 

・令和2年7月豪雨から4年──2020年(令和2年)7月3日から7月31日にかけて、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で集中豪雨が発生し、総降水量は長野県や高知県の多い所で2,000ミリを超えたところがあります。河川氾濫、道路冠水により各地で通行止めが発生、車の水没事故も確認されています。

 (水)

・令和3年熱海土砂崩れ災害から3年──2021年(令和3年)7月1日から各地で大雨が降り、3日に静岡県熱海市伊豆山地区で大規模な土石流が発生、死者26名・行方不明者1名の大災害となりました。半壊または全壊の家屋が128棟を数え、業者の違法な盛り土放置が原因と追及されていますが、国土交通省の総点検により、日本全国で千箇所以上の盛り土が崩落の危険を抱えていることも判明しました。

 3日(水)

令和6年度 フォークリフト安全の日──令和3年度より、一般社団法人日本産業車両協会が安全週間の制定を踏まえフォークリフトの安全を推進するイベントなどを開催しています。

 会場:女性就業支援センターホール(東京都港区芝5-35-3)

 ※詳しくは、同協会のWEBサイトを参照してください。

 6日(土)

小暑

 7日 ・七夕、川の日

 6月28日~

 8日(月)

平成30年7月豪雨発生から6年──2018年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方を含む全国的に広い範囲で集中豪雨が発生。台風7号および梅雨前線等の影響によるもので、死者224名、行方不明者8名、負傷者459名にのぼる被害がでました。

 9日(火) ・7月の製品安全点検日──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。
 11日(木) ・日本坂トンネル火災事故から45年──1979年(昭和54年)7月11日18時40分ごろ、東名高速道路の日本坂トンネル下り線で、多重衝突事故を原因とした車両火災事故が発生した。衝突事故被害者のうち4名が即死、3名が車両から脱出できずに焼死し、2名が負傷した。合計173台の車両がトンネル内で火災に巻き込まれて焼失し、鎮火までに約65時間を要すなど大きな被害を出し、トンネル内防災設備の重要性が再認識された。

 ~10日(水)

・運行管理者試験(2024年度第1回)のインターネット申請締切

 詳しくは、運行管理者試験センターのWEBサイトを参照。

 ※2021年よりCBT試験に全面移行(マークシートや問題用紙を使用しな

  いで、パソコン画面上の問題にマウス等で解答する) 

 試験日程:2024年8月3日(土)~9月1日(日)

 15日

・海の日

 16日(火) ・国土交通Day──国土交通行政の意義や重要性を国民にアピールする日として、国土交通省が2001年に制定しました。
 ~19日(金) 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動──麻薬・大麻・危険ドラッグなどの薬物乱用を防止するため、毎年6月20日からの1か月間、啓発運動が実施されています(厚生労働省、都道府県などが実施)。
 20日(土) ・勤労青少年の日(7月第3土曜日)
 22日(月) ・大暑
 23日(火)

・日本最高気温の日──2018年(平成30年)7月23日に埼玉県熊谷市で41.1℃を観測。さらに、2020年(令和2年)8月17日に静岡県浜松市でも同じく41.1℃を観測。現在、これが日本の公式最高気温となっています。

 30日(火)

・東北自動車道全通記念日──1986年(昭和61年)のこの日に浦和-青森 

 間 674kmの東北自動車道が全線開通しました。

   

  4月~7

貸切バスに対する事業者講習会及び街頭監査を実施──バスの繁忙期を迎えて、輸送の安全を確保することが求められているため、国土交通省では、運行管理者等を対象とした事業者講習会を開催するとともに、全国一斉に該当監査を実施しています。

 監査実施場所は観光施設の駐車場、高速道路SA、主要駅、空港等です。

 9月

・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」期間 

 厚生労働省が主唱する今年の職場における熱中症予防対策キャンペーンは5月1日から9月30日まで。政府全体の取組である熱中症予防強化月間の7月~8月のうち7月を重点取組期間としています。 

 9月30日

・夏の省エネキャンペーン──エネルギー消費の大きなピークの季節を迎え、省エネキャンペーンが行われます。

 7月上旬

 9月10日

交通安全ファミリー作文コンクールの募集 

 (応募締切は9月上旬──詳しくは、警察庁のWEBサイトを参照)

 7月中旬 2024年6月末までの交通事故発生状況発表(警察庁
 7月下旬

2024年5月分 トラック輸送情報国土交通省

 

 ◆7月の日没時刻 国立天文台 暦計算室による)

1日(月 福岡 19:33

大阪 19:15

東京 19:01

札幌 19:18

15日(月

福岡 19:29

大阪 19:12

東京 18:57

札幌 19:12

31日(水 福岡 19:19

大阪 19:01

東京 18:46

札幌 18:57

早めのライト点灯で事故防止
「早めにつけよう おもいやりライト運動に
 取り組みましょう!

 7は夏至もすぎて、徐々に日の入り時刻が早くなってくる時期です。

 しかし夏休みなどでレジャー客が多く、夕方から薄暮にかけて歩行者・自転車・キックボードなどが道路上で活発に動き回り、事故の危険も大きくなっています

 

 薄暮時には見落とす危険が増しますので、ライトで警戒を与えることは重要です。

  

 あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。 

「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。


 詳しくは、おもいやりライトのサイトを参照してください

 

 JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
 JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。

 ※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください

 

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