先日、香川県坂出市の瀬戸中央自動車道を走行していた中型トラックが、前を走っていたバイクに追突し、運転していた女性が死亡する事故がありました。
高速道路を走行している四輪車が、前方を走行しているバイクに追突する事故は少なくありません。
事故の原因はいろいろあると思いますが、原因の一つは後続車のドライバーが、前を走行しているバイクの存在を軽く見て、その動向にあまり注意していないことにあると思います。
たとえば、前を走行する車が四輪車の場合は、あまり車線変更などせず、同じ車線を走行してスピードの変化しかありませんので、その動きを認識するのはあまり困難なことではありません。
しかし、バイクの場合は、車体が小さいために認識しにくいことがありますし、車線変更を繰り返したりして、いつの間にかいなくなっていることがあり、こうしたことがバイクの存在を軽視する一因になっていると思われます。。
バイクに追従する場合には、バイクの存在を軽視せずにその動向に注意するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2024.6.19更新)
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