さる6月13日午後3時過ぎ、兵庫県姫路市にある姫路バイパスの出口付近で、渋滞車列の最後尾に停止していた乗用車に、後ろから走行してきた中型トラックが追突する事故がありました。
事故当時、バイパスを降りる車で渋滞していて、車列の最後尾の乗用車が走行車線にはみ出しており、通過しようとした中型トラックの左前部と接触したと見られています。
高速道路の降り口の先が渋滞していると、その渋滞車列が本線車線まで延びてくることがあります。
渋滞停止している車が、減速車線や路肩内に収まっていれば、走行車両に影響を与えることはあまりないと思いますが、なかにはこの事例のように走行車線にはみ出して停止している車もいます。
後ろから走行してくる車は、まさか停止車両があると思っていないこともあり、停止車両の発見が遅れたりすると追突することになります。
高速道路では、出口付近で渋滞していることもあることを頭に入れて、減速車線からはみ出して停止している車に注意して走行してください。
(シンク出版株式会社 2024.6.20更新)
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