最近の事故のニュースを見ていますと、横断歩道を渡っている人や自転車が、走行してきた自動車にはねられる事故が目につきます。
こうしたニュースを目にするたびに、車に運転している人が「道路を利用しているすべての人の命の尊さ」を自覚していないのではないかと思うことさえあります。
そんなとき、命の大切さをまっすぐに訴えた標語を見つけたので、紹介したいと思います。
「渡ります 元気な命が 歩いてます」
これは、国土交通省が毎年8月を「道路ふれあい月間」として、道路の正しい利用の啓発活動を推進しているのですが、その一環として全国から推進標語を募集し、令和6年度の代表標語に選ばれたものです。
選考委員の人も、「命」という言葉にドッキリとさせられましたと述べています。
車を運転するときには、この標語を頭に入れて、安全運転でお願いします。
(シンク出版株式会社 2024.7.1更新)
小冊子「大丈夫ですか?あなたの目のはたらき」は運転において重要な「視野(視認可能な範囲)」にスポットをあてた教育教材です。
目のよし悪しは「視力(認知する力を数値化したもの)」で判断されがちですが、実は視野の障害による視野欠損や視野狭窄による事故が多数発生しています。
本冊子は、以前から視野問題の軽視に警鐘を鳴らしていた金光義弘氏(川崎医療福祉大学名誉教授)が、眼科医である川島幸夫氏(医療法人博温会川島眼科院長)と共同執筆した「運転における視野の重要性」をビジュアルに解説した決定版となっています。