先日、気温が37度を超えた長野県で「子どもが車内に閉じ込められている」という通報が消防にあり、駆けつけた消防隊が助手席の窓を割って救助したという報道がありました。
屋外の駐車場に止まっていたワンボックスカーのなかで、生後2カ月の男の子と1歳の女の子が閉じ込められており、キーが車内にあるいわゆる「インロック」状態となっていました。
親は、他に子どもがいたので、乗せようと車から離れた間に、なかにいた子どもがカギをかけたのではないということです。
車内は冷房がかかっており、救助までの時間が短かったために、大事にはいたらなかったのですが、子どもを車内に残し、かつスマートキーを車内に置いておくと不測の事態が生じかねません。
子どもは、スマートキーに興味を示してすぐにボタンを押したりしますので、子どもを車内に残して離れると、内側からキーをかけてしまうこともあります。
たとえわずか時間でも、車から離れるときにはキーを持っておくようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2024.7.12更新)
近年は地球温暖化などを原因とする異常気象により、豪雨や強風・突風、猛暑、豪雪等の自然災害が多発しています。
また、我が国は地震大国ですので、いつ何時、大きな揺れに襲われるかもわかりません。しかしながら、日々自然災害への対応意識を高めておけば、被害を最小限に留めることができます。
本書は、運転中に自然災害に見舞われた6つの運転場面を提示しており、それぞれの危険要因と対処方法を考えていただく教育教材です。