交差点での左折時に、自転車等を巻込む事故が後を絶ちません。
2022年中に発生した四輪車と自転車の事故を見ても、四輪車の左折時の事故が約25%を占めており(※)、その大半は左折巻込み事故と思われます。
その原因の1つに、四輪車を運転するドライバ―の後方安全確認不足による自転車等の見落としが挙げられます。
皆さんは交差点の左折時には徐行して、注意深く運転されていると思います。
しかし、動きながらの確認であることや、サイドミラーだけの確認では安全確認が不十分です。このような確認では、後方から接近してくる自転車等に気がつかないおそれがあります。
左折時に自転車等を巻込まないためには、交差点手前から早めにウインカーを出し、横断歩道の手前で一時停止して、目視で安全確認を行いましょう。
※令和4年「当事者別 行動累計相関別 全事故件数」(<公財>交通事故総合分析センター)
(シンク出版株式会社 2024.7.30更新)
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