転回時は安全確認の徹底を - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

転回時は安全確認の徹底を

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる7月29日午後1時半頃、福島県内の国道で、道路の退避所を利用して転回しようとするトラックと、後ろから来た車が衝突する事故が発生しました。

 

 事故の原因は調査中とのことですが、転回を開始する前に、後方の様子をよく確認していなかったことが考えられます。

 

 転回を行う際、まずは、転回禁止の道路標識の有無を確認して、その場所が転回してよい場所かどうかを判断する必要があります。

 

 そして、転回が認められている場合には、周囲の安全をしっかりと確認して、慎重に行ってください。焦りや気遣いから慌ててハンドル操作を行うと、誤操作にもつながるおそれがあります。

 

 対向車や後続車がいるような状況では絶対に行わず、無理をせずにう回路を探す余裕をもってください。 

(シンク出版株式会社 2024.8.1更新)

■トラックの初任運転者を教育する「横乗り指導者」の育成方法を1冊に凝縮

 本書は国土交通省が定めた初任運転者に対する指導のうち、「安全運転の実技」に明記されている「添乗(横乗り)指導等によって20時間以上実施」の項目を深く掘り下げた内容になっています。

 

 これまで、初任運転者に対する実技指導の具体的なマニュアルを策定していない事業所では、指導内容にバラつきが生じ、運転者が不満を持ってすぐに辞めてしまうこともありました。

 

 イラストを多用した本書を活用いただければ、効果的な初任運転者に対する実技指導が可能となりますので、是非ご活用ください。

 

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