体調不良時の運転は慎重に

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 先日、札幌市内でワゴン車を運転していた男性が意識を失い、車両に衝突した後、歩いていた男性2人を次々とはね、停車中の乗用車に追突するという事故がありました。

 

 運転していた男性(41歳)は、事故の前に体調不良を感じて路肩に停車して10分ほど休憩していたのですが、その後運転を再開したものの意識を失って事故を起こしたものです。

 

 事故を起こした男性は、「一度休んで回復したと思った。運転を再開すべきではなかった」などと供述しているということです。

 

 体調の良し悪しの判断は、本人しか分かりませんので何とも言えないのですが、一度休んだ後に再び意識を失ったのですから、相当体調が悪かったのだと思います。

 

 車は運転中に、運転している人の体調が悪くなって意識を失ったりすると、ほぼ確実に事故を起こしてしまいます。それも、この事例のように多数の死傷者を出す大惨事になりかねません。

 

 少しでも体調に不安を感じたら、無理をして運転をすることは絶対に避けてください。

 

(シンク出版株式会社 2024.8.27更新)

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