さる2024年10月7日、岡山県にあるターミナルスクエア12階ホールにて、第25回交通大学が開催されました。
全国から100名を超える参加者が集まった今回は、「未来に向けて今やるべきことは何か」をテーマに、4つの講座が開講されました。
今回は、そのなかから第三講座「ドライビングアイフレイル」とは何か?今なぜ注目されるのか?」を紹介します。
※過去の交通大学について詳しくはマイクロメイト岡山㈱のWEBサイトへ
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川崎医療福祉大学名誉教授の金光義弘からは、運転に最も必要な視覚機能は「視力」だと思われがちだが、視力と同等以上に「視野」が重要であると訴えました。
そして、「視野」は物の発見をするアンテナと捉えて、その重要性を認識するよう呼びかけました。
川島眼科の川島院長からは、アイフレイルという言葉の説明があったほか、目の機能を改善する「ビジョントレーニング」の方法が紹介され、受講者とともに実践しました。
このトレーニングは目以外にも、脳機能の回復にもつながるほか、運転だけでなく、認知にも効果あるため、運転席でも実施できるので、ぜび、ウォーミングアップがてら体操してほしいと呼びかけました。
※ 小冊子「大丈夫ですか? あなたの目のはたらき」がテキストとして使用されました。
第25回交通大学データ
・日 時 2024年10月7日(月)9:45~16:30
・会 場 ターミナルスクエア
・主 催 マイクロメイト岡山株式会社(木村憙從代表取締役会長)
・コーディネーター 金光義弘(NPO法人 安全と安心 心のまなびば理事長・川崎医療福祉大学
名誉教授)
・プログラム
第1講座 「長所を生かした地域貢献」
──永吉 優介(株式会社オファサポート 執行役員)
第2講座 「オーラルフレイル予防について」
──黒木 祐二(岡山県歯科医師会 常務理事)
第3講座 「「ドライビングアイフレイル」とは何か?今なぜ注目されるのか?」
──金光 義弘(川崎医療福祉大学 名誉教授)
──川島 幸夫(川島眼科 院長)
第4講座 「心に響く教育方法」
──瀬川 誠(山城自動車教習所 交通教育センター R-ism Lab. ゼネラルマネージャー)