さる１２月９日午前１０時ごろ、岡山県内の市道で、運行ルートから外れた大型バスが横転する事故が起きました。

　報道によると、事故を起こしたバスは走行していた高速道路が通行止めとなったため、一般道に迂回したところ、想定していたルートを誤ったということです。

　この事故のように、迂回時にルートを誤り、事故を起こすケースはたびたび見られます。

　まずは、悪天候や事故等で迂回ルートを走行する際に、「なんとなく」で走行することがないようにしてください。

　迂回ルートを選択する際には、かならず管理者と連絡をとり、一緒に迂回ルートの確認を行いましょう。そして、迂回する旨を乗客や荷主等にきちんと説明して、焦らず、慎重に進みましょう。

　走行ルートに不安が出てきたときには無理に進行を続けず、安全な場所に停止して、再度ルート確認することを徹底してください。

　週末の寒波の影響が残り、各地で通行止め等が発生しているおそれがあります。運転前には最新の交通情報を確認するととともに、迂回ルートの確認も怠らないようにしてください。

（シンク出版株式会社 2024.12.16更新）

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