さる12月8日午後9時ごろ、千葉県にある大型商業施設の駐車場で、歩行者が車にはねられ死亡する事故が起きました。
同施設では今年の2月にも死亡事故が発生しているため、今回は、駐車場での事故防止について、運転者・歩行者それぞれの立場から考えてみましょう。
運転者としては、まずは、駐車場内で定められた制限速度を厳守することです。
概ね、時速10キロ程度に定められていることが多いようですが、速度を出し過ぎると、歩行者を見落とす危険が高まるほか、万が一の事故の際にも、被害を拡大するおそれがあります。
また、進行方向の指示には必ず従いましょう。進路を逆行すると車の流れを阻害し、事故の危険が高まります。
一方の歩行者としては、歩道や歩行者用レーンがある場合は、必ずそこを歩くことです。
また、車は歩行者に気付いていないことを前提に、バックする車には近づかないようにしてください。
このほか、子供と移動する場合には、一人歩きをさせず、かならずしっかりと手を握るようにしてください。
年末年始にかけ、買い物等に出かける機会も増えると思います。駐車場は危険なエリアであることを意識して、事故を起こさないように注意してください。
(シンク出版株式会社 2024.12.17更新)
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