先日、高速道路を走行していた際に、事故発生直後の現場に遭遇しました。
幸い明るい時間帯であったため、後続車も事故の発生に気づくことができていましたが、事故を起こしたドライバーとみられる人たちが、本線上を歩き回っていました。
事故などでやむを得ず停止した場合は、絶対に本線や路肩を往来してはいけません。一般道と同じ感覚での行動は、大きな人身事故に繋がりますので、絶対に止めましょう。
まずは、ハザードランプを点灯させ、路肩に停車しましょう。それから、後方に注意をして発炎筒や停止表示器材の設置をし、後続車に合図を送りましょう。
そして、同乗者を含め、全員でガードレールの外側など、安全な場所に待避してください。その後、110番や非常電話、道路緊急ダイヤル(♯9910)などで通報してください。
出発前に、高速道路での緊急時の手順をしっかりと頭に入れておきましょう。
(シンク出版株式会社 2025.2.27更新)
本作品は、国土交通省告示第1336号に基づく、指導及び監督の指針12項目に対応したテキスト「運行管理者のためのドライバ―教育ツールPart1」の映像版です。
こちらの映像版はテキストと同様に、「豊富なイラスト」と「3つのキーワード」で展開しています。さらにナレーションが付いていますので、誰でも簡単に指導及び監督の指針12項目を理解することができます。
本作品は3巻に分けて12項目を解説しております。1巻は項目1~4、2巻は項目5~8、3巻は項目9~12を収録しています。