さる2月4日午前2時ごろ、山口県内の中国自動車で大型トラック2台が衝突する事故が発生しました。
トラックの運転者は「逆走車をよけようとしてぶつかった」と話しており、警察が詳しい状況を調べています。
さて、高速道路各社によると、全国の高速道路では、概ね2日に1回の頻度で逆走が発生しており、想像以上に身近な問題であると考えられます。
また、逆走事故が死亡事故に至る確率は、高速道路での事故全体と比較して約15倍にも及びます。
逆走事案の発生場所としては、「分合流部・出入口部」や「料金所前後」が多くなっています。
逆走車を見かけた場合は、衝突を避けるように注意して走行しましょう。そして、110番か非常電話から通報したり、料金所スタッフへ申し出てください。
(シンク出版株式会社 2025.3.6更新)
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