構内におけるバック事故防止策の1つに、誘導員の配置が挙げられます。しかし実際には、誘導員が後退中に事故に巻込まれるケースも少なくありません。
その原因としては、誘導員は不要であると思っていたり、誘導員が視界から消えても気にしていないケースなどが考えられます。
たとえ、慣れた場所であっても、ミラーによる確認だけでは目測を誤ることもありますので、そうした際には、誘導員の指示に従いましょう。
また、誘導員の指示に従う場合は、誘導員の位置と安全を確認することも忘れてはいけません。
誘導員が車の真後ろに入ってしまうと接触して、重大事故に繋がるおそれがありますので、誘導員の姿がミラーから消えたり、声が聞こえなくなった際には車を止めて、安全を確認するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2025.3.12更新)
本作品は、国土交通省告示第1336号に基づく、指導及び監督の指針12項目に対応したテキスト「運行管理者のためのドライバ―教育ツールPart1」の映像版です。
こちらの映像版はテキストと同様に、「豊富なイラスト」と「3つのキーワード」で展開しています。さらにナレーションが付いていますので、誰でも簡単に指導及び監督の指針12項目を理解することができます。
本作品は3巻に分けて12項目を解説しております。1巻は項目1~4、2巻は項目5~8、3巻は項目9~12を収録しています。