誘導員の位置と動きに注意しよう

 構内におけるバック事故防止策の1つに、誘導員の配置が挙げられます。しかし実際には、誘導員が後退中に事故に巻込まれるケースも少なくありません。

 

 その原因としては、誘導員は不要であると思っていたり、誘導員が視界から消えても気にしていないケースなどが考えられます。

 

 たとえ、慣れた場所であっても、ミラーによる確認だけでは目測を誤ることもありますので、そうした際には、誘導員の指示に従いましょう。

 

 また、誘導員の指示に従う場合は、誘導員の位置と安全を確認することも忘れてはいけません。

 

 誘導員が車の真後ろに入ってしまうと接触して、重大事故に繋がるおそれがありますので、誘導員の姿がミラーから消えたり、声が聞こえなくなった際には車を止めて、安全を確認するようにしてください。 

(シンク出版株式会社 2025.3.12更新)

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