さる3月17日、石川県内にある銀行の駐車場内で、70代の高齢者が後退してきた軽自動車にはねられる事故が起きました。
事故の詳しい状況は明らかになっていませんが、後退事故と聞いてまず思い浮かぶのは、歩行者の見落としです。
後退時の安全確認は、身体をひねることが億劫で目視を怠ったり、バックカメラ(モニター)を過信しすぎると、とくに横から出てきた歩行者を見落とすおそれがあります。
後退時はモニターだけでなく、ミラーと目視の安全確認を行うとともに、アクセルを踏まずにクリープ現象を利用して、ゆっくりと車を動かす事を意識してください。
(シンク出版株式会社 2025.3.21更新)
本作品は、国土交通省告示第1336号に基づく、指導及び監督の指針12項目に対応したテキスト「運行管理者のためのドライバ―教育ツールPart1」の映像版です。
こちらの映像版はテキストと同様に、「豊富なイラスト」と「3つのキーワード」で展開しています。さらにナレーションが付いていますので、誰でも簡単に指導及び監督の指針12項目を理解することができます。
本作品は3巻に分けて12項目を解説しております。1巻は項目1~4、2巻は項目5~8、3巻は項目9~12を収録しています。