さる4月4日午前9時45分ごろ、大阪市内を走る阪神高速5号湾岸線上で、高速バスがダンプカーに衝突する事故が発生しました。
一部報道によると、トラックの前方に落下物があり、減速したところにバスが突っ込んだということです。
追突事故と聞くと、最初に思い浮かぶのは「車間距離不足」です。
事故の起きた阪神高速をはじめ、首都高などの「都市高速道路」では、交通量の多さからか、車間距離をつめて走行しているケースが多々みられます。
しかしながら、車間距離が不足してしまうと、前車の急減速等に対応することが難しくなってしまいます。
交通の流れに乗ることももちろん大切ですが、万が一の際にしっかりと停止できるように、車間距離の確保にも努めてください。
(シンク出版株式会社 2025.4.8更新)
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