運転中にひし形の路面標示(ダイヤマーク)を見かけることがあるかと思いますが、その路面標示の意味を理解していますか?
一度、事業所の皆さんや、ご家族に問いかけてみてください。どれだけの人が、正しく理解しているのでしょうか。
ダイヤマークは、「この先に横断歩道または自転車横断帯あり」を示しています。
ダイヤマークを見かけた際には、まずはその先に「横断歩道」があることを意識してください。そして、歩行者等の横断に備えましょう。
横断歩道では、歩行者が横断していたり、横断しようとしている場合には、運転者は一時停止して進路を譲らなければなりません。
しかしながら、歩行者優先を実践できている運転者はまだまだ多くありません。
春の全国交通安全運動も始まりましたが、運動重点の1つ「歩行者優先意識の徹底」を実践するためにも、横断歩道の安全通過を徹底してください。
(シンク出版株式会社 2025.4.9更新)
本書は、2017年4月に発売した「バス事業者のための点呼ツール」の続編です。
大きなイラストを使って、点呼時に大変役立つと好評であった「安全指導場面集」を全て刷新し、今回も30場面を掲載しております。
また、近年、新しく改正された点呼制度を詳しく解説しているほか、事故が多発している貸切バス向けの点呼制度の改正についても詳しく紹介しています。
他にも、乗務前点呼から乗務終了点呼の流れを、管理者とドライバ―の対話形式で解りやすく解説しています。