2016年1月の軽井沢スキーバス転落事故を契機に、国土交通省は貸切バス事業者を中心に規制を強化しました。
しかしながら、バス業界には具体的な安全指導教材が不足しており、ある貸切バスの事業者の中には、管理者がスケッチブックに手書きで注意事項を記載して、ドライバ―の点呼を行っている状況でした。
そこで、弊社では2017年4月に、点呼時用の教育資料として「バス事業者のための点呼ツール」を制作したところ、大変好評を博しました。
本作は、好評であった「バス事業者のための点呼ツール」の新版となり、「安全指導場面集」も内容を変更し、30場面掲載しております。
いずれも大きなイラストで、ドライバ―は指導のポイントを瞬時に掴むことが出来ますので、出発前の安全運行の意識づけとして最適です。
近年、バス事業者全体の点呼制度につきましては、対面以外の点呼の実施を可能にする制度が導入されるなど、大幅な改正が行われています。
本書ではこれらの内容をビジュアルに、わかりやすく解説しています。
とくに、事故が多発している貸切バスについて、2024年4月1日に点呼の様子を動画で保存するなど、新たな改正が行われましたが、本書ではイラスト入りで、その内容を詳しく紹介しています。
本書では乗務前点呼から、乗務終了後点呼の方法を管理者とドライバ―の対話形式でわかりやすく解説しています。
そのために、点呼業務に慣れない管理者でもスムーズに点呼を実施することができます。
また、参考資料として「アルコールが体内から抜けるまでの目安」や、「副作用として運転リスクがある薬」、「身だしなみのチェック表」などを掲載しておりますので、点呼に関する知識が深まる内容となっています。
■最近の点呼制度の改正について
■点呼の基本と本ツールの使い方
1・業務前点呼の方法
2・業務途中の点呼の方法
3・業務終了後の点呼の方法
■安全指導場面集
ほか、30場面を掲載
【資料】
◆コード | 1111 |
◆仕 様 | A4判/64ページ/カラー刷 |
◆価 格 |
1,980円(税込・送料実費) |
◆価格説明 |
・団体様のお申込みなど、多部数のご購入の際には別途お見積りいたします。
・50部以上のお申込みで、送料をサービス(一箇所・一括送付のみ)いたします。 |
◆発 刊 | 2025年3月 |