本書はバスドライバーに対して指導・監督の指針に沿った教育が効果的に実施できる指導・監督ツールです。
2018年6月1日に国土交通省告示「旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」が改正されました。
本書は改正された指導・監督の指針13項目(うち2項目は貸切バス用)に準拠しており、各項目は管理者がドライバーミーティングなどを行う際に利用できる「管理者用資料」1枚と、バスドライバーとして踏まえておきたい知識をイラストと3つのキーワードでわかりやすく解説した「バス運転者に伝達できる教育資料」3枚で構成しています。
イラストとキーワードを中心に読みやすく編集していますので、ドライバーミーティングの際や、点呼時などの短時間でも11項目(貸切バス事業者は13項目)に基づいた安全教育を行うことができます。
運転者用資料は、バスドライバーとして覚えておきたい知識をイラストを中心に解説していますので、文字を読むのが苦手な方でも簡単に11項目(貸切バス事業者は13項目)に基づいた安全運転のポイントをご理解いただけます。
また、安全運転のポイントを3つのキーワードに簡潔にまとめていますので、点呼時などの短時間でも効果的なドライバー教育を行うことができます。
管理者用の資料は、それぞれの項目ごとに指導のポイントや、管理者として知っておかなければならない知識を事故事例などを交えて解説しています。
巻頭には、本教育ツールの使い方を紹介していますので、教育の実施から教育記録の保存までの流れを理解することができます。
また、13項目にわたる「安全教育実施計画表」と「乗務員教育記録簿」用紙とその記入例を収録していますので、これらの資料を活用して安全教育計画立案から毎月の指導・監督の記録を作成して保存することまでがこの1冊で可能です。
(※指導・監督は毎年11項目(貸切バス事業者は13項目)を実施し、教育記録を営業所で3年間保存することが義務づけられています)
なお巻末資料として、国土交通省告示「指導及び監督の指針」の本文を掲載しています(2018年6月1日改正、同年12月1日施行分も収録)。
・本ツールの使い方
・「指導・監督の指針」に基づく教育内容
・安全教育実施計画表
・乗務員教育記録簿用紙(記入例)
・乗務員教育記録簿用紙(指導・監督の記録保存用)
【すべてのバス事業者が実施する指導・監督の内容】
1・バスを運転する場合の心構え
2・運行の安全、乗客の安全確保
3・バスの構造上の特性
4・乗車中の旅客の安全確保
5・乗降時の安全確保
6・運行経路・経路の道路及び交通状況
7・危険の予測及び回避と緊急時対応
8・運転者の運転適性に応じた安全運転
9・運転者の生理的・心理的要因
10・健康管理の重要性
11・安全装置を備える自動車の運転方法
【貸切バス事業者が実施する指導・監督の内容】
1・ドライブレコーダーを利用した安全運転
2・ドライブレコーダーの記録の共有、活用
・旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針
(平成30年6月1日改正)
【表紙デザイン:design5/本文マンガ・イラスト:河内一二】
◆コード | 1056 |
◆仕 様 | A4判/64ページ/カラー刷 |
◆価 格 | 1,980円(税込・送料実費) |
◆価格説明 |
・団体様のお申込みなど、多部数のご購入の際には別途お見積りいたします。
・50部以上のお申し込みで、送料を弊社が負担いたします(1箇所、一括に限る) |
◆発 刊 | 2018年6月(2019年3月2版発行) |