交通事故の損害というと、まず被害者の治療費、慰謝料などの賠償を思い浮かべますが、それ以外の損害については意識しない人が多いようです。
しかし実際には、金銭に現れない様々な社会的損害が発生します。
たとえば、踏切事故で電車が止まったり、電信柱を倒して停電になったり、高速道路が通行止めになると、多くの人の仕事や生活に影響を及ぼします。また、事故のため危険物が流出することにより水質の安全や農業などに多大な影響を与えることもあります。
この冊子では、運転者のちょっとしたミスから、大きな社会的影響を与えた6つの事故事例を図解によりわかりやすく解説しています。運転者に交通事故の重大さを自覚してもらい、安全運転意識を醸成するうえで最適の教育教材です。
事故事例や、社会に与えた損害、運転者と会社への処分、再発防止策などを紹介しています
・約3億円の損害賠償責任
──踏切で立ち往生したトラックに特急電車が衝突し、脱線
・事故による大規模停電
──バックで電信柱を倒し、付近が停電被害
・廃油流出で休耕の恐れ
──タンクローリーが水田に転落、廃油1800リットルが流出
・踏切事故で通勤客が混乱
──クリープ現象のため線路内に車が入り込み電車と衝突
・危険物が流出し長時間通行止め
──急な車線変更でトレーラが横転、液体酸素が流出
・事故で保険料が上昇
──保険使用で保険料が上がり、会社の利益を圧迫する
巻末の「私の運転目標記入欄」は記名式ですので、運転者各自に提出していただき保存すれば「運転者に対する指導及び監督の記録」として利用することができます。
◆コード | 1035 |
◆仕 様 | B5判/16ページ/カラー刷 |
◆価 格 | 825円(1セット<5冊>・税込・送料実費) |
◆価格説明 |
※お申し込みは5冊単位となっております。 ・団体様のお申込みなど、多部数のご購入の際には別途お見積りいたします。
・100部以上のお申込みで、講習用パワーポイントファイルをサービス(ダウンロード形式)いたします。 |
◆発 刊 | 2015年5月 |