◆自分自身で飲酒習慣の危険性に気づく
この冊子は、自分自身の飲酒習慣を振り返り、どれだけの危険性を持っているかを知ってもらうために、
①飲酒習慣の危険度
②アルコール依存症の危険度
③飲酒運転の危険度
の3つの観点から、セルフチェックで危険度が診断できます。
それぞれ項目ごとに、左頁にセルフチェック表を掲げ、右頁には危険に陥らないための方法などを解説しています。
自分自身で、飲酒習慣の危険性に気づき、行動変容を促す構成としています。
◆行動目標を設定し、飲酒習慣の改善を図る
最後頁には、自己診断結果を参考にして、飲酒運転をしないために、また自分の健康を守るために、今のお酒の飲み方をどのように変えるかの行動目標を設定します。
宣言書は家庭や職場のロッカーに貼ったり、朝礼で読み上げたりして、毎日意識するようにします。
※自動車運送事業の事業所では、「指導・監督の記録」の保存用資料としても最適です。
*行動目標の達成度を記入、確認できる記録表(PDFファイル)を本サイトからダウンロード(無料)することができます。
◆研修用テキストとして活用
それぞれの項目ごとにセルフチェック表がありますので、まず研修に参加している人全員にチェックしてもらい、その後に講師が説明すれば、1時間程度の交通安全研修テキストとして使用できます。
研修の最後には、各人の飲酒行動の目標を書いてもらい提出してもらうとさらに効果的です。
*講師用のパワーポイントを用意しています。本冊子を100部以上購入された方には、無料でパワーポイントファイルをダウンロードしていただけます。
◆配布し行動目標を提出してもらう
各人に配布して飲酒習慣をチェックしてもらい、後日、飲酒行動目標を提出してもらいます。自分自身でチェックを行ない、飲酒行動の目標を設定するだけでも運転者の行動変容を促し、十分な教育効果が期待できます。