運転者の中には、交通事故を起こしても保険があるからと安易に考えるなど、事故後の悲惨な結末をイメージできない人がいます。
本冊子では、交通事故を起こし重大な結果を招いた裁判例を取り上げ、人生を狂わすような厳罰事例を紹介し、そこから事故の教訓として何を学ぶかを解説しています。
6つの裁判事例から、事故を起こした際の刑罰や賠償額の大きさを知ることで、運転行為の責任の大きさを自覚することができます。
本冊子はまず、日頃の運転行動や考え方を振り返るチェック項目が設けられています。
12の質問に「ハイ」「イイエ」で答えることで、あなたの運転行動や考え方のどこに問題があるのかを知ることができます。
ただ、本文の事故事例や裁判事例を読むのではなく、このチェック項目を活用すると自身の今の状況を知ることができます。
それから本文を読めば、自分の弱点や欠点をより深く認識することができますので、高い教育効果が得られます。
本冊子では6つの事故事例と事故に伴う裁判事例を紹介しています。
それぞれ実際に起こった事故と裁判例ですので、よりリアルに事故の責任を認識することができます。
また、事故事例に対しては「事故の教訓」として、どうすれば事故を防げたのか、どのような考え方で運転すればよいのかを具体的に紹介しています。
さらに「知っておきたい法令知識」として各事例に関連した法令知識も紹介していますので、より深く交通に関する法令知識を身につけることが可能です。
巻末には「私の運転目標記入欄」を設けています。
こちらは、運転者の皆様にこの冊子を読んで何を得られたかを振り返り、そこから今後の運転目標を決定して記入していただく欄となっています。
運転目標を決定するためには、より深く事故防止について考えなければなりません。また、普段の運転に何が欠けているのかを知らなければなりません。
ぜひ、強い安全意識と正しい安全知識で、無理のない運転目標を定めてみてください。
また、運転者の運転目標を保存できますので、貨物自動車運送事業者の方にとっては、「事業用自動車運転者に対する指導・監督の記録」としても活用できます。
事例1 「あおり運転」をすると「殺人罪」もあり得る
事例2 「ひき逃げ」は重大な犯罪
事例3 悪質な事故では求刑を上回る判決も
事例4 事故を誘発した車のほうに厳罰
事例5 道路施設を破壊すると高額賠償になる
事例6 持病管理を怠ると危険運転致死傷罪の適用も
【表紙デザイン・本文レイアウト:東陰地 正喜/イラスト:河内一二】
◆コード | 1090 |
◆仕 様 | B5判/16ページ/カラー刷 |
◆価 格 | 825円(1セット<5冊>・税込・送料実費) |
◆価格説明 |
※お申し込みは5冊単位となっております。 ・団体様のお申込みなど、多部数のご購入の際には別途お見積りいたします。
・100部以上のお申込みで、講習用パワーポイントファイルをサービス(ダウンロード形式)いたします。 |
◆発 刊 | 2022年7月 |