──命取り 携帯に落とした その視線──
運転中の携帯電話を使っての通話や、メールは厳禁です。携帯電話の画面をチラッと見ただけでも、車は何メートルも進んでいます。また、たとえ前を見ながら通話をしていたとしても、話の内容に気を取られてしまい、前方への注意が散漫になってしまいます。
運転するときには、携帯電話の電源をOFFにするか、マナーモードにして、気にならないところにしまっておきましょう。
―締めましょう 心がまえと シートベルト―
運転する前には、「今日も安全運転をするぞ」といった心がまえで、毎日気を引き締めましょう。また、乗員全員がシートベルトを着用しているかもチェックしてください。乗員の命を守るのはドライバーであるあなた自身の責任です。
―落としましょう カーブの手前で スピードを―
オーバースピードでカーブに侵入すると、自分のイメージよりカーブが深かった場合に、曲がりきれなくなり、路外に逸脱したり、対向車線に飛び出して正面衝突を起こす可能性があります。また、カーブの途中でブレーキをかけると車体のバランスを崩す原因になりますから、カーブの手前でスピードを落とすことを心がけましょう。
―確保しよう 信号待ちでの 車間距離―
信号待ちの際に、前車との車間距離を詰めていると、うっかりブレーキペダルから足を離した際に、アッという間に前車と追突してしまいます。また、万が一、後続車から追突された場合には、前車に追突する可能性が高まり、多重衝突事故を招きます。信号待ちの際には、前車の後輪が見えるくらいの位置で停車することを心がけましょう。
―誰もいない? 出発前 車の周りを確認だ―
車に乗り込む前に、まず車の周囲の確認をしましょう。小さい子どもが車の前後にいても、運転席からは見えません。必ず、車の周りを回って異常がないか、自分の目で直接確認するクセをつけましょう。
―ちょっと待て! 青信号でも 左右の確認 忘れない―
前方の信号が青信号でも油断してはいけません。発進時には、渡り遅れの歩行者がいないかなどを確認して走行しましょう。また、交差点を通過するときにも漫然と通過せず、左右の交通状況を確認しながら走行しましょう。