2010年8月
── 慌てたときが 事故のもと 焦らず確認 忘れずに──
道に迷ったり、後ろから他車にあおられたりすると、慌ててしまって安全確認を怠りがちです。どのような状況でも慌てずに、深呼吸をするなどして落ち着き、冷静に判断して運転するようにしてください。
── 出発を 少し早めて ゆとり運転 ──
出発を少し早めることで、急ぎの心理を抑えることができます。その結果スピードを抑えることもできますし、安全確認を徹底することができます。多少の渋滞に巻き込まれても、気持ちに余裕を持って運転できる時間に出発しましょう。
── 駐車場 前後・左右 確認よし ──
駐車場内は車だけではなく、歩行者も行き来をしています。とくに、バック走行をする際には、左右、前後の確認を怠らないようにしましょう。
── 安全は 相手に頼らず 自分で確認 ──
運転中は、歩行者や、他車の動きを信用してはいけません。相手の動きを慎重に見極めて、確実に安全を確認して走行するようにしましょう。
── 踏切は 一旦停止し 安全確認 ──
踏切では確実に一時停止を行ない、電車が来ていないかを確認しましょう。また、渋滞などで踏切の向こう側にスペースがない場合には、決して踏切内に侵入しないようにしましょう。
──清掃で スッキリ運転 視界良好──
運転席はいつでも清潔にしておきたいものです。
座席に書類等を置いておくと、ブレーキを踏んだ際などに書類がフロアに滑り落ちたりして気をとられ危険ですから、車内の整理整頓を心がけましょう。
──安全は 体調管理が 基本です──
体調がすぐれないと、注意力が散漫になり、運転に支障をきたします。安全運転を行うためには、日々の健康管理が欠かせません。
日頃から体調がすぐれない人は自身の生活態度を見直し、健康管理に努めましょう。
──「どうぞ」と合図 「ありがとう」で事故防止──
進路を譲って欲しそうな車には、はっきりと「どうぞ」と手を挙げるなどして自分の意思を伝えましょう。また譲ってもらったら、「ありがとう」と手を挙げて感謝の意思を表しましょう。他車とコミュニケーションをハッキリととることが安全運転につながります。
──交差点 必ず実行 二度停止──
見通しの悪い交差点では、一時停止したあとに、ソロソロと前進し、もう一度停止して左右の安全を確認する二度停止を実行し、確実に安全を確認してから走行しましょう。
──高めよう 歩行者としての 安全意識──
車は安全に運転していても、歩行者になったときはどうでしょうか?
信号無視をしたり、無理な横断をしていませんか?歩行者の立場でも、油断をせずに安全行動に努めましょう。
──後退時 一旦下車して 後方確認──
バック走行は、多くの死角が存在することから、後方の危険を見落としがちです。
バック走行の際に、少しでも不安を感じたら一旦運転席から降りて、後方に危険がないかを確認するようにしましょう。
──譲りあう 心の余裕が 安全運転──
合流しようとしている車を、そうはさせまいとして前車との車間を詰めるドライバーがいます。
このようなことをしても、接触事故の危険が高まるだけです。
合流時には、お互いに譲りあってスムーズに走行できるように心がけましょう。
──車間距離 詰めても 時間は稼げません──
先を急ごうとして、前車との車間距離を詰めるドライバーがいます。
しかし、車間距離を詰めたところで目的地に到着する時間が短縮されるはずがありません。
車間距離を詰めても、良いことは何もなく危険性が増すだけです。前車との適度な車間距離を保って走行するように心がけてください。
──あなたもね 車を降りたら 歩行者です──
あなたも車を降りたら歩行者です。歩行者の立場になったとき、他人の運転行動で嫌な想いをしたことはありませんか?
歩行者の立場にたって、歩行者に優しい運転を心がけるようにしましょう。
──エンジンを かけたら切ろう 携帯電話──
運転中の携帯電話を使っての通話や、メールは運転への注意力を削ぎ、事故の要因となりますし、道路交通法でも禁じられています。
エンジンをかけたら、携帯電話の電源はオフにすることを習慣付けましょう。
──毎日通る 慣れた道でも 危険予知──
通勤などで毎日のように走行するルートでは、「今日も車はこないだろう」、「歩行者はでてこないだろう」といった油断が生じます。
通り慣れた道でも危険予知を怠らないようにしましょう。
──止まるだろう 行くだろうが 事故のもと──
他車や歩行者の動きを自分勝手に判断することは危険です。「…するだろう」ではなく、「…かもしれない」と常に相手の動きを読む運転を心がけるようにしましょう。
──細い道 譲り合えば 広くなる──
路地などの狭い道で前方から車が来た場合に、お互いに前進を続けると、すれ違えない場合があります。自ら広いスペースを見つける努力をし、バックして道を譲ってあげるゆとりを持ちましょう。
──乗せましょう 余裕という名の 同乗者──
「得意先に到着するのが遅れてしまう!」といった焦りの気持ちでハンドルを握ることは大変危険です。早めの出発を心がけるとともに、遅れる場合にはその旨を先方に連絡して、心の焦りを取り除いてから運転することを心がけましょう。
──慣れた道 少し抑えて 自己防衛──
通勤ルートなど、毎日走行するような通り慣れた道は、自分の庭のような感覚に陥り、油断からスピードを出しすぎたり、無理な車線変更などをしがちです。
慣れた道でも、交通状況は同じではなく、危険要因も変化します。自分の運転行動を少し抑えて、危険を発見するように努めましょう。