── 危ないぞ 死角に入るぞ 並列走行 ──
2車線以上の道路で他の車と並んで走行することは大変危険です。並走している車が急ハンドルを切ったら避けようがありませんし、死角に入る確率も大きくなってしまいます。他の車と並走するのはできるだけ避けてください。
── 雨の日は 歩行者自転車 気をつけろ ──
雨が降っているときは、歩行者も自転車も「濡れたくない」といった心理から、安全確認を忘れて動いている人が多くなります。とくに雨の降り出しは慌てる人が多くなりますから十分に注意してください。
── 鍛えよう 一歩先読む 予測力 ──
一歩先を読むことは安全に運転をする上で非常に大切です。常に「相手はどう動くだろう」といったことを考えて運転するようにしてください。
── リーダーは 安全風土の ストッパー ──
職場のリーダーは、安全の守護神です。職場の安全に対する空気が緩んできたら、それを察知して手を打つのがリーダーの仕事です。
── 運転に 妥協はしない プロだから ──
どんな仕事でもプロ意識をもつことが良い仕事をする条件です。運転がメインの仕事の人はもちろん、そうでない人も、仕事でハンドルを握る以上は安全確認を省いたり、一時停止をしないなど「まあいいや」といった妥協をしていては仕事のプロとは言えません。
── 安全意識の バトンをつなぎ 事故回避 ──
事故が起こらないのは「当たり前」ではありません。会社のメンバー一人ひとりの「今日も無事故で走るぞ」という意識の積み重ねなのです。普段から社内の安全風土を高めて事故を回避しましょう。
── 「もう一杯」 しっかり知識で 断ろう ──
翌日に運転を控えていたら、「何時までにこれだけ飲める」ということをしっかり把握しておきましょう。そうすれば「もう一杯どう?」と勧められても、「明日~時から運転ですから」と断ることができます。
── 普段なら しないことして ミスを生む ──
普段なら、ちゃんと幹線道路を走るドライバーが、会社に忘れ物をして、近道をしようと裏道から事務所に戻ろうとして、死角にいた歩行者と衝突した事例があります。自分が普段はしないことをしているときには、気をつけましょう。
── 慣れてきて やがて無視する 停止線 ──
停止線のところで止まっても誰も来ないことが続くと、やがて慣れてきて、どうせ車もバイクも自転車も来ないと思い込んでしまい、一時停止標識を無視するようになります。そんなとき、出会い頭事故が発生するのです。
── 気になって 振り返る目が 事故を摘む ──
── コツンでも 油断をすれば 大惨事 ──
事業所で起こる事故のほとんどは、軽い物損事故です。しかし、その物損事故を甘くみているといずれは大きな事故につながります。全員が「どんな小さな事故も起こさない」と強い意識を持つことが大切です。
── 心と体 正しい姿勢で 事故防止──
運転に対する謙虚な心がまえや、ブレーキをしっかり踏める正しい姿勢を保つことが事故防止の基本です。
── 運転も 目標立てて 取り組もう ──
安全レベルを上げるためには毎日漫然と運転するのではなく、自分の弱点をチェックして「今度はこういう運転をしよう」という目標を立てることが大切です。
── 右からの 高齢歩行者 要注意 ──
横断歩道のない単路を右から横断してくる高齢歩行者との事故が多発しています。特に夜間走行をする際には右側に十分注意を払うように心がけてください。
── 環境と 安全両立 エコドライブ ──
燃料の消費をできるだけ少なくするエコドライブに取り組むためには、ゆったりとした発進や、余裕のある車間距離を保つ必要があります。その結果、安全運転にもつながりますので、一石二鳥の運転方法なのです。
── いつもと違う 感じたらすぐに 報告を ──
運転していて「いつもと違う音がする」「いつもと運転の感覚が違う」と感じたら、「まあいいだろう」と放置せずに管理者に相談するようにしてください。
── 交通の 流れを乱すな 気をつかえ ──
交通社会も人間社会の一部です。誰かが突拍子もない行動をとれば大変迷惑がかかるのです。ですから、自分の運転行動が周りにどんな影響を与えるのかを常に考えて運転するようにしてください。
── 黄信号 積極的に 止まります ──
黄信号は「注意してすすめ」ではありません。急に停止すると危険な場合を除いては、止まらなければならないのです。これを疎かにすると右折車やフライングして出てくる交差車両との事故につながります。
── 運転で あなたの本性 見えてくる ──
あなたは一人で運転しているとき、誰も見ていないと思って前方の車をあおったり、他の車のドライバーを罵ったりしていませんか?誰も見ていない時の貴方の行動は、貴方の本性そのものなのです。