── 新たな年 元気な顔で 会いましょう ──
いよいよ今年も終わりに近づきました。年末年始はお酒を飲む機会も増えますし、帰省される方も多いかと思います。くれぐれも気をつけて、元気な顔で新年にお会いしましょう。
── 交通規則 みんなの安全 守るもの ──
交通規則をまもることは、公共物である道路を使用するのですから当然のことです。交通規則を守ることによって、自分の安全も守られるのです。「守らなければ罰則があるから仕方ない」といった気持ちではなく、それぞれの交通規則の意味をよく理解して運転するようにしてください。
── 危険の芽 積極的に 摘み取ろう ──
運転席に座ったとき、何か危険の芽はないか探してみてください。例えば、ダッシュボードや座席に書類等を置いていないか、窓は汚れていないか、車の調子は良好か、そして自分の体調はどうか…。危険の芽はあらゆるところに潜んでいますから、芽のうちに摘み取ってください。
── 座ったら まずは座席の 調節を ──
運転姿勢が正しくないと、イザという時の急ブレーキや急ハンドルが十分に機能しないだけではなく、安全確認にも支障をきたします。ですから、正しい運転姿勢を確保するために、まず運転席に座ったら、座席を自分にあった位置に調節するようにしてください。
── 明朝は運転 前日の飲酒 制御して──
飲酒運転をするつもりはないのですが、前日のお酒が残って翌朝事故をおこしたり、摘発される事例が後を絶ちません。明朝運転をするのであれば、前日の飲酒量をしっかりとコントロールしてください。
── 高速道 人がいるかも 要注意──
ここのところ、高速道路で人がはねられる事故が多くなっています。とくに夜間、パンク修理などで路肩に止まっている車は、後方から見ると走行しているようにも見え、追突してしまうのです。「高速道路だから人はいない」という意識は改めるようにしてください。
── 車間距離 ゼロイチゼロニで 確保しよう──
追突事故を防ぐためにも車間距離は、最低でも2秒は確保しましょう。埼玉県警察本部では2秒を確実に数えるために、「ゼロイチ・ゼロニ」運動を展開しています。
── イラッとしたら 大切な人を 思い出そう ──
運転していると、渋滞に巻き込まれたり、他車に邪魔をされたり、イライラすることが多いものです。そんな時は、大切な人を思い出しましょう。ある事業所では、子どもに安全のメッセージを書いてもらって、写真入りのカードにし、運転席において常に大切な人を意識するようにしています。
── 運転中 相手に期待は 厳禁だ ──
自分が100%安全を確認しなくても相手もこちらを見ているのだから、止まってくれたり、避けてくれるだろうという期待は禁物です。「相手は見ていない」という気持ちで運転するようにしてください。
── できてます? 車とカラダの 日常点検 ──
車にも日常点検が必要なように、あなたの体にも日常点検が必要です。あなたは自分の体調をしっかりと把握できていますか?今日も安全に運転するために体の調子を整えるようにしてください。
── 身につけよう 先読み力と 判断力 ──
セーフティードライバーは、目まぐるしく変わる交通場面において、先を読み、それに対して自分がどう動くかということを常に考えています。先を読む力と、判断力を鍛えて事故を起こさないドライバーを目指してください。
── 遅れそう すぐに電話で 謝ろう ──
約束の時間に間に合いそうにないから、スピードを上げたりして間に合おうとするのは大変危険です。「遅れそうだな」と思ったら、すぐに相手に電話をして事情を説明し、気持ちを落ち着けて目的地に向かうようにしてください。
── 話すなら 車を止めて 誠実に ──
あなたは運転しながら、お客様と会話をしていますか?もしそうだとしたら、とても失礼なことではないでしょうか?片手間にお客様と会話をするのではなく、かならず車を止めてお客様と誠実に向き合って会話をするようにしてください。
── まあいいや 心の隙が 悲劇呼ぶ ──
運転に関しては「まあいいや」は禁句です。「ちょっとだからシートベルトしなくてもいいや」、「いつも誰もいないから、一時停止しなくてもいいや」といった心の隙が大きな事故につながるのです。
── 少しでも 離れるなら 鍵かけろ ──
「ちょっとの間だからまあいいや」とおもってカギをかけないでいると、盗難にあい、挙句の果てには犯罪に使われないとも限りません。「少しでも車を離れる時にはカギをかける」ことを忘れないで下さい。
── 完璧と 思う心に 隙があり ──
日常点検などで「完璧にチェックした!」と思っていても、どこかにミスや見落としがあるものです。常に疑いの気持ちでチェックするようにしてください。
── 来ないだろう それはあなたの 思い込み ──
「いつも来ないから大丈夫だろう」と思って交差点などで一時停止を怠っていると、いずれ事故に結びつきます。あなたの勝手な思い込みで事故を起こさないようにしてください。