2011年4月

── これでいい? 自分の運転 振り返れ ──

 運転席から降りると、次の仕事などで頭がいっぱいで運転のことは忘れがちです。しかし、一日の運転が終わったあとに「今日の運転はどうだったかな」と振り返って、次の運転に活かしましょう。

── その成功 今は通じぬ 過去のもの ──

「この間は大丈夫だったから…」「いつもこないから」などと過去の成功体験から安全確認を怠っているといずれ事故につながります。運転においては、過去の成功体験は何の意味もなさないのです。

── かくすより みんなで共有 その経験 ── 

 あなたが経験したヒヤリ・ハットや、事故の経験は隠さずに回りの人に話すようにしましょう。

 あなたの貴重な経験が他の人の教訓となり、事故から身を守ることにつながるのです。

── 日々の道 いたる所に 重い命 ──

 あなたが何気なく運転している道路には、あなたも含めて大切な命がたくさん存在しています。その生命を壊さないように優しい運転を心がけてください。

── もう一杯 悪魔のささやき 残酒が怖い ──

 「もう一杯だけなら 飲んでも大丈夫だろう……」という甘いささやきにつられて、いつの間には深酒してしまうと、明朝の運転業務に影響が出ます。たとえ酒気帯び違反の基準には満たない程度でも、やはりアルコールが運転に悪影響を与え、通勤時の出会い頭事故などに結びつく恐れが。プロドライバーの場合はアルコール検知器でチェックされ運転業務につけません!

── 忘れない 他人のヒヤリは 私のヒヤリ ──

 他人の事故やヒヤリハットを見聞きしたら、「他人の事故だし…、自分とは関係ないから…」と受け止めるのではなく、必ず「自分ならこうする」とか、「なるほど、そんな危険があるのか」など必ず今後の運転の教訓にしてください。

── 上手でも 上手と思えば まだ2流 ──

 自分は運転を上手だと思っていませんか?自分は上手いと思っているうちは、まだ2流です。なぜならそこに油断が生じるからです。運転は基本が大切です。常に初心を忘れずに運転しましょう。

── 危ないぞ 運転中の うわの空 ──

 運転中に考え事をするのは注意が散漫になってよくありません。ハンドルを握ったら、気持ちを切り替えて運転に集中するようにしてください。

── チェックしよう 自分の運転 悪い習慣 ──

 シートベルトを締めながら発進したり、片手運転になったりと、自分の運転を振り返ってみると悪い習慣は付いていまんせんか?
このような悪い習慣はなかなか自分では気づかないものですから、上司や同僚に同乗してもらって指摘してもらうようにしましょう。

── 確認は 頭を動かし 見落とさない ──

 左右の確認を目だけで行おうとしていませんか?左右の確認は首をしっかり振って、「見たつもり」ではなく、「見る」という意識を高めるようにしてください。

── 大事故も 少しの心の 油断から ──

 大きな事故も、最初はちょっとした心の油断から発生しています。誰しもミスをするものですが、運転する際には「運転中は絶対にミスをしない」という強い気持ちを持って、可能なかぎりミスを潰すようにしましょう。

─ 少しなら その甘えで 身が滅ぶ ── 

 ちょっとだけなら大丈夫だろうと飲んだお酒が、飲酒運転となり、職や家族を失うような悲劇を招きます。運転するならお酒は絶対に飲まないという固い決意をもってください。

── あわてるな 次の青でも 間に合うぞ ── 

 信号が黄色になると、アクセルを踏んで無理にでも前に出ようとする人がいます。

しかし、無理をして通過しても次の信号で止まってしまうことがほとんどです。焦らず停止し、次の青信号を待ちましょう。

── かもしれない その疑いが 身を守る ──

 運転中はあらゆるものを疑ってください。「前車が急ブレーキを踏むかもしれない」、「自転車が飛び出してくるかもしれない」、「右折待ちの車が強引に右折をしてくるかもしれない」など、考えられる危険をできるだけ想像しておくことがあなたや相手の身を守ることにつながります。

── 安全運転 まずはあなたの 健康から ──

 安全運転を行なうためには、まずはあなたが健康であることが前提です。普段から十分な睡眠と、栄養をとり体調を万全にして運転するようにしてください。

── 声出して 明るい気分で 運転を ──

 気分が暗いと、ちょっとしたことでイライラしたり、考え事で漫然運転になりがちです。朝の挨拶などで、大きな声を出すと元気がでてきます。ハンドルを握るときには、明るい気分で運転するようにしましょう。

── ふらつくぞ 自転車安易に 追い越さない ──

 道路左端を走る自転車を追い越すのには注意が必要です。とくに、高齢者の運転する自転車はふらつきやすいので十分に速度を落とし側方間隔をあけて走行してください。

── もらい事故 それでも責任 免れない ──

 「信号無視の歩行者と衝突した」、「強引に右折したバイクと衝突した」など一見、「もらい事故」と思われるような事例でも過失と賠償責任が発生します。事故は起こしても、もらってもいけないという意識を高めてください。

── 気づいても 急には止まれぬ 大型車 ──

  あなたの後方を走行している大型トラックや大型バスは、乗用車ほど迅速には停止できないということをいつも意識していますか。荷崩れや車内事故を防ぐため、大型車はよほどのことがない限り急ブレーキは踏めません。相手はブレーキランプの点灯に気付いても、すぐには止まれないと考えて、軽くブレーキペダルを踏む予告ブレーキなどの配慮をしましょう。

── めんどくさい その一言は 禁句です ──

 運転に当たっては「めんどくさい」は禁句です。「窓をキレイにしておくのはめんどくさい」から始まり、「ウインカーを出すのはめんどくさい」、「確認するのはめんどくさい」となっていきます。あなたの「めんどくさい」が時には命をも奪うことを自覚してください。

── 歩行者の 気持ちを忘れず 運転を ──

 あなたが歩行者の立場の時に、車に目の前を強引に通過されたり、側方ギリギリを速いスピードで通過されたらどのような気持ちがするでしょうか。自分が運転するときには、歩行者の立場を忘れずに運転してください。

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11月22日(金)

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