2012年6月 「今日の安全スローガン」

── 乗る前に クルリと回って 安全確認 ──

 車に乗り込む前には、クルリと一周して子どもが遊んだりしていないかを確認してから乗車するようにしてください。

── 雨の日は 傘さし自転車 要注意 ──

 雨の日はただでさえ見通しが悪いのですが、とくに右左折時に横断歩道に走りこんでくる傘さし自転車には注意が必要です。傘さし自転車はこちらのことを見ていませんから、いつでも止まれる速度で右左折するようにしてください。

── トンネルに 入ればすぐに ライト点灯 ──

 トンネルに入ったらすぐにライトを点灯するようにしてください。短い距離のトンネルだとライトを点灯しない車もいますが、自車の存在を目立たせるためにトンネルに入ったら、すぐにライトを点灯させる癖をつけてください。

── 大型車 死角大きい 見てくれない ──

 トラックなどの大型車は大変死角の多い乗り物です。ですから「自分のことを見てくれている」と考えるのは大変危険です。常に「相手は自分のことを見ていない」と考えて行動するようにしてください。

── 高速道 降りたら速度に 要注意 ──

 高速道路を走行しているとスピード感覚が狂ってきます。そのままの調子で一般道を走ると自分が思っているよりもスピードが出ていますから、スピードメーターで速度を確認するようにしてください。

── あおられた スピード上げずに 行かせよう ──

 自車の後ろにピッタリとひっついてくる車は嫌なものです。こんなとき「引き離してやる」とアクセルを踏んでしまう人もいるかと思いますが、冷静になって考えてみれば、危険ですし燃費にもよくない大変不毛な運転行動です。こんな車が後ろにひっついたら、自車の安全を守るためにも安全な場所で先に行かすようにしてください。

── 一時停止 連続しても 止まります ──

 一時停止の標識が連続していると、だんだんと止まるのが億劫になってきます。そして「もう面倒くさいからいってしまえ!」と一時停止を怠ると、交差車両が現れて事故になるのです。

── 交通違反 反省しないと 事故になる ──

 スピード違反や、信号無視の違反で反則切符をきられたときに、大抵の人は「ついてないなあ」と思うでしょうが、そこで「自分の運転を見直してみよう」と考えられる人は事故を起こしにくい人です。「たまたまお巡りさんに見つかっただけだ」と考えていると事故に結びついていくのです。

── 朝夕は 子供の飛出し 予測しよう ──

 朝夕の通学時間帯は、集団登校の子供たちに注意してください。友達とふざけあって、あなたの運転する車の目の前に出てくることもあるのです。

── いつまでも 成功体験 続かない ──

 たとえば、一時停止をせずに交差点を通過できると「ここは大丈夫だな」という成功体験が生まれます。すると「次も大丈夫だろう」と十分な安全確認をしなくなります。しかしながら、こういった成功体験はいつまでも続きません。危険な成功体験は事故への入口なのです。

── バック時は 車の前部に 要注意 ──

 バックする際に、後方ばかり気をしていると車の前部が他の駐車車両などに接触してしまいます。バックするときには「前方を当てないように」と強く意識してください。

── 上手い運転 日々の努力の 積み重ね ──

 上手い運転とは、他の交通パートナーに迷惑をかけずに安全に運転ができる人です。そうなるためには、日々の運転にどういった意識で取り組んでいるかが問われます。上手い運転をする人は、運転でも努力を怠っていないのです。

── 自覚しよう 公道走る 責任を ──

 自動車に乗って公道を走るという行為は、大きな責任とリスクを伴っています。少しの油断や、低い安全意識による運転行動が他人の命を奪うことになるのです。運転する際にはこのことをしっかりと自覚してください。

── 渇いたな 我慢せずに 水分補給 ──

 運転中にノドが乾いたなとおもったら、我慢せずに車を止めて水分補給をしてください。とくにこれからの季節は熱中症の危険性が高まりますから、こまめに水分補給をするようにしてください。

── お母さん 次に子どもが 出てくるぞ ──

 交差点などで、自転車に乗ったお母さんが出てきたら、続いて出てくる子どもの自転車を予測してください。「1台いったからもう大丈夫だろう」という考え方は非常に危険です。

── 歩行者に どうぞと譲る ゆとりもて ──

 あなたは横断歩道などで歩行者の前を通りすぎるような運転をしていませんか?その余裕のなさが、いずれ事故に結びつきます。歩行者がいたら、手振りでどうぞと先に渡ってもらうゆとりを持ってください。

── 築きましょう 皆を守る 安全風土 ──

 日々の業務に追われていると、交通安全について忘れがちになります。経営者は「安全は大切だけど教育する予算がもったいない」、管理者は「忙しいのだから急いで走ってくれ」、従業員は「急かされているのだから、事故を起こしても仕方ないよね」とそれぞれの立場で安全を軽視していませんか。その積み重ねが大きな事故につながるのです。会社や生活を守っていくには、それぞれの立場で安全について何ができるかを考え、実行していくことが大切なのです。

── ちょっとなら その駐車が 大迷惑 ──

 「ちょっとくらいの駐車ならいいだろう」と止めたあなたの車が、スムーズな交通の流れを妨げたり、死角を作って事故の原因となったりします。駐車するときには面倒がらずに駐車場に止めることを徹底してください。

── いってしまえ そのアクセルが 悲劇呼ぶ ──

 信号が黄色に変ったときに「いってしまえ」、見通しの悪い交差点で「今日もだれもこないだろうからいってしまえ」とアクセルを踏んでいませんか?そのいい加減な気持ちが、ある日交通事故という悲劇を呼び込むのです。常に慎重に運転することを忘れないでください。

── バック時は しっかりギアを 確かめて ──

 バックしようと思ったら、前進してビックリしたことはありませんか?ギアの入れ間違いが原因でパニックになり事故を起こすこともあります。バックするときはRレンジにギアが入っているか、しっかり目視で確認するようにしてください。

── 引き返す 子どもの動きを 見逃さない ──

 住宅街などで子どもを見つけたら、そのまま行くだろうと考えて漫然と走行するのは危険です。子どもは友達や家族を見つけたりすると、周りも見ずに引き返したり、予測不能な動きをするので、いつでも止まれる速度で走行してください。

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12月23日(月)

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