2012年8月 「今日の安全スローガン」

── あの青で 止まるつもりの エコ運転 ──

 前方の青信号を見た時、「信号を青のまま通過したい」という気持ちが、余計なアクセル操作や車間距離を詰めることに繋がります。「あの青信号で止まろう」という気持ちの余裕を持ち、アクセルを戻すぐらいのエコで安全なドライブを実践しましょう。

── 見落とさない ピラーに隠れた 横断者 ──

 右左折の際には、車のピラーによって横断者が見えないことがあります。必ず頭を動かすなどして、ピラーの死角に隠れている歩行者を見落とさないようにしてください。

── 大型車 安易に追従 危険です ──

 大型車のすぐ後ろを走行するのは前方の様子が確認できないので危険です。前方に大型車がいたら、十分に車間距離をとって前方の信号などを見落とさないようにしてください。

── 高速道 降りたらメーター 要確認 ──

 高速走行に慣れてしまうと、自分の感覚よりもスピードが出てしまいます。高速道路を降りたら、意識的にスピードメーターを見て、今何キロで走っているかを確認するようにしてください。

── 駐車したら 燈火類を 要チェック ──

 ハザードランプや室内灯を点けっぱなしにしていたがために、バッテリーをあげてしまうケースがあります。暑い時期はバッテリーが弱っていますから、車を降りたあとは燈火類がついていないかを確認するようにしてください。

── 駐車場 障害物に 要注意 ──

 駐車場では、他車にぶつけないことはもちろんですが、ポールなどの障害物が死角に入っていることがありますから、十分に確認するようにしてください。

── まさか自分が 油断が招く 飲酒運転 ──

 まさか自分は飲酒運転をすることはないだろうと思っていても、「少し仮眠したから大丈夫だ」、「駅から自宅まではバイクに乗っても大丈夫だろう」といった甘い気持ちで飲酒運転となるケースがあります。アルコールがどれくらいで抜けるのかという正しい知識を持って飲酒運転を防いでください。

── ケータイは 追突事故を 引き起こす──

 携帯電話の使用は、運転への注意力をそぎ、追突事故の原因となります。「仕事だから仕方がない」といった理由で、運転中に携帯電話を使用することは社会に対して大きな迷惑となるのです。

── 後席も 忘れず着用 シートベルト ──

 後部座席は前席に比べて安全だと思っていませんか?シートベルトをしていないと、いざ事故に巻き込まれたとき車外放出の危険が高まるほか、前席を押しつぶすこともあります。後席に座ってもシートベルトを着用するように心がけてください。

── 運転中 仕事忘れて 集中を ──

 業務運転中は仕事のことをいろいろと考えてしまいがちですが、考え事をしていると危険を発見することが遅れてしまいます。ハンドルを握ったら、仕事のことは忘れて運転に集中するようにしてください。

── 合流時 歩道の自転車 要チェック ──

 駐車場などから幹線道路に合流する際には、手前の歩道をやってくる自転車に要注意です。とくに、行こうとしている方向からやってくる自転車は見逃しがちですから、幹線道路の車に切れ目ができ「行こう」と判断した時は、歩道の自転車をチェックしてから発進するようにしてください。

── 高速道 降りたら速度を 要確認 ──

 長時間にわたって高速道路を走行していて、そのまま一般道に入るとスピード感覚が狂ってしまって自分が思っているより、かなりのスピードが出てしまいます。ですから、必ずメータで自分が今何キロで走っているかを確認するようにしてください。

── 停止前 後ろの動き 要チェック ──

 信号で停止する際など、前だけを見て停止するのではなく、後ろから接近する車の有無も確認しておいてください。止まれそうもない勢いの車が接近してきたら、少しでも前に出るなどして被害の軽減に努めてください。

── 次の朝 運転するなら 夜飲まない ──

 個人差はありますが、ビール500mlを飲むと4時間はお酒が抜けません。ですから、居酒屋などで「生中!」と2回注文すると8時間はお酒が抜けません。さらに「生中もう一杯!」と追加すると12時間は運転することができないのです。どうでしょう。飲みに行ったらこれくらいは飲んでしまうのではないでしょうか?次の日の朝に運転を控えていたら、前夜のお酒はくれぐれも控えるようにしてください。

── テールランプ 命を守る 赤い光 ──

 テールランプが切れてしまうと、後続車に自車の位置を知らせることができません。夜間などには追突される可能性が大幅に高まってしまいます。自分でチェックするのは難しいので、ときどき誰かに点灯するかをチェックしてもらうようにしてください。

── 運転中 何があっても 怒らない ──

 運転しているとマナーの悪いクルマや、「なんでそんな運転をするの?」と言いたくなるクルマに出会ったりします。そんなときに「腹が立つな!」と怒っても、何もいいことはありません。さらに「腹が立つ相手をどうにかしてやろう」と後ろから煽ったり、幅寄せをしたりしても何の意味もありません。「運転中は何があっても怒らない」を肝に銘じてください。

── 暑い日は ボンヤリ歩行者 要注意 ──

 猛暑日が続いていますが、こういった中では歩行者もボンヤリして歩いています。例えば赤信号なのに横断を始めたりすることもありますから、十分に注意して走行するようにしてください。

── 目にした事故 他人の事故と 思わない ──

 運転中に交通事故を目にしたり、新聞などで事故のニュースを目にしたら決して他人事とは思わずに、「自分にも起こりうる」という気持ちを持ってください。自分に置き換えて考えてみることが、あなたを事故から守ることになります。

── 知らぬ道 うかつに入ると 事故が待つ ──

 知らない道に入り、住宅街などの行き止まりなどに行き着いた経験はありませんか?細い住宅街の道でUターンをすることは危険を伴います。知らない道にはうかつに入らないことです。

── 養おう 違いを感じる 感受性 ──

 いつも車の状態を気にしながら、運転していますか?「今日はアクセルを離しても伸びがいいな」とか、「タイヤから感じる振動がいつもよりゴツゴツしてるな」といったことを感じることで、異常の発見が早くなります。「いつもと違うな」といったことを感じる感受性を養ってください。

── 点検で 防げる事故は 起こさない ──

 点検やメンテナンスの不備で事故を起こすことは怠慢以外何ものでもありません。運転手はもちろんですが、事業所としても車の状態を常に把握し、車を万全の状態にキープしてください。

── ゆっくり発進 車間確保で エコドライブ ──

 エコドライブは環境に優しいだけではなく、ゆっくりとした運転操作をすることによって事故防止にも寄与すると言われています。ゆっくり発進と、車間距離の確保を心がけてエコドライブに取り組んでください。

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11月22日(金)

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