2013年10月 「安全スローガン」

── 次の次 その先を見る 危険予知 ──

次の信号が青で「このまま行きたい」と感じたとき、さらにその先の信号を見るとすでに赤に変わっていて、手前の信号もすぐ黄に変わると予測できることがあります。先の先を見る習慣があれば、路肩の停止車両などにも早めに気づき、慌てて進路変更をすることも少なくなります。

── 死角でも 頭を動かし 目を配れ ──

車の死角と言われるスペースも、実はまったく見えない場所ではなく、車体の前方など身体を乗り出したり頭を動かして見れば見える場所もあるはです。死角を少しでも解消しようと気を配る意識を持つことが重要です。

── 自分から 譲る気持ちが 事故防ぐ ──

狭い道で対向車に出会ったとき、「相手に譲ってほしい」という気持ちが勝ると、どうしても行動が後手にまわってしまい、停止や回避が遅れてかえって危険になります。自分が先に譲るという確固たる姿勢を持ち、早めに安全な退避場所を探すことが何よりです。

── 早いかな そう思っても ライトオン ──

この時期は、日に日に日没が早くなります。「まだ早いかな」と思っても、早めにライトをオンにして、自車の存在を他車や歩行者に知らせるように心がけてください。

── 大事な人 思い浮かべて 運転を ──

車を運転する時には、自分にとって大切な人を思い浮かべて運転するようにしてください。あなたは、自分一人の責任で運転しているわけではないのです。

── 事故防止 何ができるか 考えて ──

交通事故を起こさないためには、頭を使わなければなりません。まず、自分にどういった弱点があり、どういった事故を起こす可能性が高いかを知り、それに対してどうすればよいかを考えるようにしてください。

── 後方の 死角にいるぞ カラーコーン ──

カラーコーンは、車内から見ると小さく目立たないものです。乗用車でも、バックする時には死角に入りますから、カラーコーンがないかどうかは必ず意識するようにしておいてください。

── 発炎筒 有効期限は 大丈夫? ──

緊急時に後続車に異常を知らせる発炎筒には、有効期限があります。有効期限が切れていると、いざという時に、役に立ちませんから確認しておくようにしてください。

── 構内も 油断しないで 右・左 ──

道路から構内に入ると、ホッとして安全確認がおろそかになることがあります。構内でも油断しないで、安全確認を徹底するようにしてください。

── 機械に頼らず 五感を使って 安全運転 ──

最近では、バックアイカメラや自動停止ブレーキなど、安全運転をサポートする機能が充実してきました。しかし、これらに頼っていると運転者としての五感は衰えるばかりです。あくまでこれらの機会は補助装置として、ドライバーとしての五感を磨くことを忘れないでください。

── 無駄じゃない 何度も確認 無駄じゃない ──

何度も何度も安全確認をすることは無駄なように思うかもしれませんが、決して無駄なことではありません。少しでも不安に感じるなら、不安が解消されるまで何度でも安全確認をしてください。

── 急がなくちゃ そんな時こそ 落ち着いて ──

急ぎの心理に陥ったまま、運転をすると、どうしても安全確認がおろそかになります。急いでいる時こそ、落ち着いて安全確認を確実に行なうようにしてください。

── ときどきは 交通ルールの 復習を ──

あなたは交通ルールを完全に理解していますか?恐らくそんな人は少ないと思います。ときどきは、交通ルールを見なおして、正しい知識を身につけてください。そのことがあなたを事故から守ることにもなります。

── カンカンカン 鳴ったら通過を 諦めよう ──

踏切の手前で、カンカンカンと警報機が鳴ったら、踏切には絶対に進入しないでください。無理に進入して立ち往生すれば、そのリスクは計り知れないものになります。

── 不安なら 降りて確認 事故はなし ──

とくにバックをしているときは、後方に死角が多くなっています。そんなときに、後方の様子に不安に感じたら、迷わず降りて確認するようにしてください。その、五感力があなたを事故から守るのです。

── かもしれない 安全運転の 基本です ──

運転する以上は、「~かもしれない」と、常に疑いの気持を持って運転するのが基本です。間違えても、「大丈夫だろう」「誰も出てこないだろう」といった「だろう運転」は厳禁です。

── 急いでも 到着時間に 大差なし ──

先を急いでいると、無理な車線変更をしたり、信号の変わり目で無理に横断したりしがちですが、そんなことをしても、到着時間は対して変わりません。急いでいる時こそ、冷静に交通状況を判断して、安全運転に努めるようにしてください。

── バックミラー 運転前に しっかり調整 ──

運転前には、バックミラーの角度を必ず調整するようにしてください。バックミラーの角度が歪んでいると、いざ後方を確認しようとしたときに慌てることになります。

── 見えない所 そこは危険の たまり場だ ──

見えないからといって、危険がないと思ってはいけません。見えない場所は、危険が潜んでいる危険のたまり場なのです。

── 前がトラック 少し離れて 追従を ──

前にトラックなどの大型車がいた場合には、ピッタリ後方につけて走行すると、前方の信号などを確認することができずに、危険です。前方に大型車がいる場合には、少し離れて追従するようにしてください。

── その薬 安易に飲むと 命取り ──

薬の中には眠気を催す成分を含んでいるものが多くあります。薬を飲む前に、眠くなる成分が入っていないか十分確認するようにしてください。

── 眠いなら 迷わず停めて 休憩を ──

眠い目をこすりながら頑張って運転しても、なかなか眠気が覚めるものではありません。眠いなと感じたら、早めに休憩して仮眠するか、体操するなどして眠気をとばしてから運転を再開するようにしてください。

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11月22日(金)

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