2013年11月 「安全スローガン」
── ETC 前車の減速 要注意 ──
ETCゲートを通過する際には、時速20キロ以下と定められており、バーが開くタイミングも以前より遅くなっています。そのため、高速でETCゲートに進入した車が、バーが開かないために急減速することがあります。ETCゲートに進入する際には、前車の減速に注意を払うようにしてください。
── 見つけだそう 死角に隠れる 小さな子 ──
身長の低い子どもは、ちょっとした看板や駐車車両の陰に隠れて見えません。生活道路などを走行するときには、意識して死角に隠れている子どもを見つけるようにしましょう。
── 住宅街 信号無視の自転車が 出てくるぞ ──
住宅街の道路などでは信号が青でも安心できません。交差道路から信号を無視した自転車が出てくることがあるからです。住宅街などでは青信号でも安心しないで、左右から出てくる自転車を警戒してください。
── 発進時 急なアクセル 事故のもと ──
車を発進させるとき、急なアクセルと踏んでいると、前の車が急に停止したり、渡り遅れの歩行者がいたりすると、避けきれずに事故になる可能性が高くなります、ゆっくりアクセルを踏んで発進すると、何かあったときにゆとりを持って対処することができます。
── ウインカー 必ず出るとは 限らない ──
前方を走る車が、ウインカーを出さずに突然減速して曲がりだした経験はありませんか?このような車に追突して「ウインカーが出ていなかったから」と言い訳しても、あとの祭りです。常に前車の動きに注意を払って、予期せぬ動きにも備えておきましょう。
── その確認 ほんとに危険が 見えますか ──
自分では確認をしているつもりでも、「危険をみつける」という強い意思がなければ、それは「確認をしたつもり」になってしまい、危険を発見することはできません。「つもり確認」ではなく、確実な確認を実行するようにしてください。
── 止まって見る 事故防止の 基本です ──
見通しの悪い道路では、「止まって見る」ことを徹底するようにしてください。そうすれば、大抵の出会い頭事故は防止できるはずです。
── 体調管理 事故防止の 第一歩 ──
体調が万全でなければ、集中力を欠き、それが危険の見落としにつながり、最悪の場合事故となります。車を運転するのなら、まずは自らの体調を万全に整えるように心がけてください。
── 大丈夫 その油断が 事故のもと ──
自分だけは事故をおこさないだろうと、タカをくくってはいませんか?交通事故は誰が当事者になっても不思議はありません。ハンドルを握ったら決して油断しないように慎重に運転するようにしてください。
── 青信号 守って事故でも 過失あり ──
青信号だから危険はないと思って、走っていませんか?たとえこちらが青信号でも、信号無視の歩行者と衝突して事故を起こすと過失を問われます。青信号でも、決して安全ではないことを自覚して、慎重に交差点を通過するようにしてください。
── スマホ中毒 電源切って 運転を ──
あなたはスマートフォン中毒ではありませんか?もしそうなら、必ず電源を切って運転するようにしてください。運転中のスマートフォンは危ないとわかっていても、電源が入っているとついついスマートフォンを触って、前方の安全確認を怠る原因となります。
── 危ないぞ 確認なしの バック開始 ──
あなたは、後方の安全を確認してからバックしていますか?バックをしながら安全確認をしていませんか?バックするときは後方の安全を十分に確認してから、車を動かすようにしてください。
── 何よりも 歩行者の安全 再優先 ──
車を運転していると、歩行者と接近する機会が数多くあります。その際に、歩行者の前を横切ったり、側方ギリギリを通過したりしていませんか?歩行者に接触してしまったら、相手に大きなダメージを与えます。何よりも歩行者の安全を再優先に考えるようにしてください。
── 住宅街 左右に首振り 事故防げ ──
住宅街は、信号機も少なく、自らの安全確認が頼りです。その時、左右を確認しているつもりでも、見れていないことがあります。左右を確認する時には、目だけではなく、首もしっかりと動かして安全確認を行なうようにしてください。
── 窓ガラス こまめに拭いて 事故防止 ──
言うまでもなく、車の窓ガラスが汚れていると視界が悪くなり、それが交通事故につながります。できれば、窓ガラスに撥水剤などを塗付して、汚れが付着しにくいようにしておきましょう。
── 背の高い 車の直後は 走らない ──
車高の高い車のすぐ後ろを走行していると、前の様子をつかむことができません。前方に背の高い車が走行していたら、他の乗用車などに入ってもらってもいいくらいの気持で、車間距離を十分にとり、前方の信号等が確認できるようにしてください。
── 急いでも 事故の危険が 増すばかり ──
急な用事などで急いでいる時には、信号の変わり目でも無理に交差点に侵入したり、頻繁に車線変更をしたりして、少しでも前に行こうとしてしまいがちです。しかし、そんなことをしても、到着時間に大差はありません。事故を起こして余計に時間やコストが掛かってしまう可能性が増すばかりです。
── 省略は 効率ではなく 非効率 ──
再度の確認や合図などの操作を省略してしまうドライバーは、自分が効率的な運転をしていると思い込んでいるようです。しかし、操作を省略する人は独り善がりになりやすく、ミスにつながる傾向が強まります。事故を起こすのが最も効率が悪いことを知りましょう。
── 言い訳に ミスや違反が 潜んでる ──
運転時に追突しそうになってヒヤリ・ハットしたときなど、急に停止する前車が悪いと言い訳したくなるのが人情です。しかし、その裏には自分のミスが潜んでいます。前車は止まらないものと決めつけて、何の観察もしないで考え事をしていたとか……。言い訳に潜む本心を見つめてください。
── タイミング 悪い時には ひと呼吸 ──
路地から急に自転車が飛び出してブレーキを踏んだり、スムーズに前進できると思っているとき隣車線の車が急に割り込んできてうまくいかない日がありますね。そんなタイミングが悪い時には、無理をしないで、少し休憩して一息入れて、気分を入れ替えて安全運転を続けましょう。