2013年1月「安全スローガン」
── 見づらいな そう思ったら 早く拭く ──
フロントガラスや、サイドミラーを汚れたままにしていませんか?とくに水の冷たいこの時期は掃除を怠りがちですが、「見づらいな」と感じたら、早めに拭きとって、視界を良好に保ってください。
── 想定外 対処できる 余裕持て ──
運転していると、ときどきですが、自車の鼻先をかすめるように右折していくドライバーや、突然道路を横切って横断を始める歩行者など、ありえない行動をする人がいます。しかし、相手がどのような行動をとっても対処できる余裕をもっていれば、事故を防いだり被害を軽減することができます。スピードや車間距離に余裕をもって、自分を守ってください。
── 飲酒運転 忘れた頃に 大惨事 ──
飲酒運転による死亡事故は厳罰化以降、減少傾向にあります。そのためか、ややもすると管理者でさえ「飲酒運転の注意はもういいか」と思いがちですが、その油断が飲酒運転に結びつくのです。残酒による飲酒運転を防止するには、正しい知識が必要です。油断せず飲酒運転撲滅に努めましょう。
── おはよう 相手より 先に挨拶を ──
朝一番は気持ちよくスタートしたいものです。挨拶をされて悪い気持ちになる人はいません。相手より先に、自分から積極的に挨拶をするようにしましょう。こういったことが安全運転にもつながるのです。
── 無事帰ろう あなたの家族が 待っている ──
毎日無事に家にかえっているのが当たり前だと思っているかもしれませんが、それはたまたまかもしれません。交通事故は一瞬であなたの人生を狂わせてしまうものです。あなたの無事を待っている家族の顔を思い浮かべて運転するようにしてください。
── 一時停止 速度ゼロを 意識しよう ──
貴方は一時停止場所でしっかり止まっていますか?一度止まることで、ゆっくりと左右を確認することになり、安全確認が確実なものになります。一時停止場所では、速度をゼロにすることを意識するようにしてください。
── トンネル出口 急な横風 慌てない ──
風が強い日にはトンネルから出たときに、風にあおられて車が流される時があります。このような時には慌てず、緩やかにハンドル操作を行なって車の姿勢を立てなおしてください。
── 車線変更 死角の二輪車 見逃さない ──
車線変更をしようとしたときに、死角から二輪車が現れてヒヤッとすることがあります。車線変更する際にはすぐにハンドルを切るのではなく、目視をして二輪車がいないかを確認してからハンドルを切るようにしてください。
── 上り坂 アクセル踏んで 速度維持 ──
高速道路の渋滞原因に、上り坂での速度低下があげられます。上り坂で極端に速度が下がると、渋滞の原因となるだけでなく、後続車から追突される恐れもあります。上り坂がきたら意識的にアクセルを踏んで速度を維持するようにしてください。
── 駐車位置 確認してから 駐車しよう ──
まず最初に、車止めや障害物の有無など駐車位置の確認をしておかないと、フェンスにぶつけたり障害物と接触するなどの事故につながります。駐車しようと思ったらまず、駐車位置の確認を行なってください。
── 今日も大丈夫 その油断が 命取り ──
無事故無違反が続くと、「私は事故も違反もしない優良ドライバーだ」といった過信が生まれ、その過信が油断を生むことになります。「いつ事故を起こすかもしれない」というくらいに臆病な心で運転するようにしてください。
── 目立ちにくい そう感じたら ライトオン ──
たとえ昼間でも天候が悪い日や、山間部などを走行していると視界が悪くなります。自分の視界が悪いということは、自分も見てもらえないということになり、事故につながります。「少し暗いな」と感じたら迷わずにライトをオンにして、自車を目立たせるようにしてください。
── ときどきは 運転免許証 要チェック ──
あなたの運転免許証の有効期限は大丈夫ですか?うっかり期限が過ぎていて免許証を失うケースもありますから、ときどきは運転免許証をチェックするようにしてください。
── 今年こそ 苦手な運転 克服だ ──
安全運転は技術だけではありませんが、欠かせない要素でもあります。バックなど「苦手だな」と感じている運転技術があれば、研修所にいったり先輩に教えてもらうなど運転技術を磨くようにしてください。
── 歩道の自転車 後ろを見ずに 出てくるぞ ──
歩道を走行している自転車はいつ車道に降りてくるかもわかりません。歩道を走行している自転車を見かけたら「出てくるぞ」と思って警戒を怠らないでください。
── 業務運転 その責任を 忘れない ──
仕事で車を運転するということは、会社を代表してハンドルを握っているということです。事故を起こしたり、乱暴な運転をすると会社の信用が傷つくということを決して忘れないでください。
── できるだけ バック走行 避けましょう ──
そもそも車は前を向いて走行するようにできているので、バック走行は苦手です。道を間違えてUターンをする時などは、適当なスペースでバックして切り返しをしたりせず、左折を繰り返して戻るようにするなど、不必要なバック走行をしないように心がけましょう。