2013年2月「安全スローガン」
── 持ってます? 命を預かる 責任感 ──
運転は1つ間違えると、人の命を奪う危険があります。運転するということはそれだけ責任が重いということです。ハンドルを握る時にはその責任をしっかりと自覚するようにしてください。
── 止まるとき 前車との車間を 十分に ──
信号などで停車する時には、前車との車間距離を十分に取るようにしてください。ピッタリと止めていると、なにかトラブルがあったときに全く動けなくなりますし、追突された時にも玉突き事故となってしまいます。
── 発進時 横断歩道の 左右確認 ──
交差点から発進する時には、アクセルを踏む前に横断歩道の左右を確認し、渡り遅れの歩行者や自転車がいないかを確認するようにしてください。
── 生活道路 遊ぶ子どもが 飛出すぞ ──
できれば生活道路を走行することは避けるようにしてください。やむを得ず生活道路を走行する時には、「たとえ子どもが飛び出してきても、いつでも止まれる」といったスピードで走行するようにしてください。
── 降り始め ツルツル路面に 気をつけろ ──
雨の降り始めは、泥や埃がグリースのようになり路面の摩擦係数が低下します。雨が降り始めたら、「滑りやすい」ということを思い出して、慎重に運転してください。
── バック時は ギアの確認 忘れずに ──
バックする時には当然バックギアに入れますが、これを間違えると車が前に動き出して、人や車にぶつけたり、最悪の場合はパニックになり、アクセルを踏み込んで大きな事故につながることもあります。バックする時は、Rギアに入っているか、しっかり確認してください。
── 運転に 見下す気持ちは 禁物です ──
普段はそうでもないのに、運転を始めると、周りの交通パートナー(自動車、自転車、歩行者など)に対して、偉そうな気持ちになってはいませんか?運転中も、普段と変わらない自分でいたいものです。
── 靴底の 雪を落として 乗車しよう ──
靴底に雪がついたままだと、アクセルやブレーキペダルを踏んだときに滑ってしまい、思わぬ事故につながります。乗車前には靴底の雪を落とすように心がけてください。
── ときどきは 休憩はさんで ストレッチ ──
長時間同じ姿勢で運転していると、腰を痛めたりするだけでなく、血流が悪くなり思わぬトラブルにつながります。ときどきは休憩し、ストレッチをするなどして身体をほぐしましょう。
── 合流は ファスナーのように スムーズに ──
合流時に左右の車が交代交代に合流することをファスナー合流といいますが、これを乱す車がいるとスムーズな合流が妨げられてしまい、合流地点からの渋滞が悪化します。合流するときはファスナー合流を乱さないようにしてください。
── トンネル入口 ライトオンを 忘れずに ──
トンネル内でライトを付けない車が目立ちます。自車を目立たせて、身を守るためにも必ずライトを点灯させてください。
── 踏切通過 スペース確保を しっかりと ──
踏切を通過する時は、漫然と前車を追従するのではなく、踏切の向こうに自車が入るスペースがあるかを確認してから進行するようにしてください。
── 迷わない 減ったタイヤは 即交換 ──
タイヤは車の中で唯一路面と接触している重要な部分です。そのタイヤの溝が減っているにも関わらず、「もったいないから」と使い続けても、「大丈夫だろうか?」と不安になりますし、何より危険ですから思い切って交換するようにしてください。
── ジャンクション 速度を落として 慎重に ──
高速道路のジャンクションでスピードを出し過ぎ、スリップするなどの事故が起こっています。本線を走行していた時の感覚で走るとこのようなことになりますから、必ずカーブでは速度を落とすようにしてください。
── 不安だな 迷わず降りて 確かめよう ──
「このままハンドルを切っても大丈夫だろうか?」、「バックを続けても大丈夫か?」と不安に感じた時は、迷わず車から降りて確認するようにしてください。その一手間が事故を防ぐことになります。
── カンカンカン 鳴ったら踏切 入らない ──
踏切が「カンカンカン」と鳴ったら絶対に進入しないという強い意志を持ってください。自分の車が踏切の途中で取り残されるのも怖いのですが、慌てて無理に渡ろうとする歩行者や自転車との衝突が怖いのです。
── 駐車時は 車内空っぽ 残さない ──
車を駐車したら、必ず車内は空っぽにしてください。この時期は上着などを車内に残していきがちですが、これは泥棒に「上着の中に金があるかも」といった気を起こさせるのでやめてください。そのような場合はトランクに入れるなど、外から見て車内がからっぽになるようにしてください。
── 駐車場 見えない子どもを 見つけ出せ ──
運転席からは小さな子どもは見えません。駐車場では、必ず運転前に車の周りを回って子どもがいないかを確認してください。車の下で遊んでいて犠牲になった子どももいるのですから、油断は禁物です。
── 運転前 乗員全員の ベルトを確認 ──
もうシートベルトの着用は習慣になっているでしょうが、同乗者がそうとは限りません。またうっかりしてベルト着用を忘れている可能性もあります。運転する前には同乗者が全員シートベルトを着用しているかを確認するようにしてください。