── 出る前に 必ず確認 歩道の左 ──
道路外から車道に出る前に、まず必要なことは歩道の確認であることを忘れないでください。右側方向の歩道は車道を確認するとき見えますが、左側が盲点です。自転車などが来ていないか、とくに歩道の左側を意識的に見ておきましょう。
── 目が重い 眠気は突然 やってくる ──
暑さなどから睡眠不足に陥りやすい時期です。昼間なのに目が重い、まぶたがつらいと感じる時は要注意です。眠気が突然襲ってくることもありますので、ゆっくり休むか、それが無理でも仮眠して心身を休めましょう。
── 10キロの 余裕が救う その生命 ──
時速40キロを30キロに落とすだけで、歩行者事故の死亡事故率が大きく低下します。10キロ減速すると夜間でも危険回避が容易になります。雨降り時は10キロ(高速は20キロ)減速でスリップ事故が大幅に防げます。10キロの余裕を意識しましょう。
── 迷ったら 止まって確認 焦らない ──
道に迷ったと気づいたとき、焦って何とか方向を取り戻そうとして標識やナビへの脇見運転に陥ることがあります。安全な場所で止まって、落ち着いて地図やカーナビを確認してください。
── まあいいか その手抜きが 事故を呼ぶ ──
安全確認を「まあいいか」と適当にしていると、その時はよくても、積み重ねで必ず事故に結びつきます。常に安全確認は確実に行うようにしてください。
── もらい事故 仕方ないでは 済まされない ──
たとえ赤信号を無視してきた歩行者をはねてしまっても、あなたには相当の過失が発生します。「相手が交通ルールを破ったから」といっても、仕方がないのです。十分に相手の行動に注意して走行するようにしてください。
── その運転 あなたの人格 映しだす ──
あなたは、誰も見ていないと思ってマナーの悪い運転をしていませんか?たとえ誰も見ていなくとも、あなた自身があなたの運転を見ています。あなた自身の人格を貶めないためにも、周りの人に迷惑をかけない運転を心がけてください。
── 雨の日は 水を跳ねない 運転を ──
雨の日にいつものように何も考えずに走行すると、自車の左右に水をまき散らして走ることになります。とくに歩行者や自転車のいる所では、水を跳ねないように慎重に運転するようにしてください。
── 原付の 無理な追越 事故の元 ──
原動機付自転車は道路交通法上、時速30kmでしか走行することができません。これは乗用車やトラックからすると速度差が大きく、どうしても追越をせざるを得ない状況になります。原付を追い越す際には、十分な側方間隔が取れるまで、追越をしないようにしてください。
── 誓います 車をどこにも 当てません ──
車をどこかに当てることは、すなわち事故です。人間や自転車、車に自車を当てないことはもちろん、駐車場などでも「絶対に車をどこにも当てないぞ!」という強い意志をもって安全確認を行ってください。
── 出てくるぞ 無灯火自転車 要警戒 ──
夜間に走行していて特に気をつけなければならないのは、無灯火の自転車です。常に「自転車がいるかもしれないな」という警戒心を持って運転するようにしてください。
── 少しでも 車内に子どもを 残さない ──
昼間でも天候が悪く、「見通しが悪いな」と感じたらヘッドライトを点灯させてください。ヘッドライトを点灯させると、リアランプも点灯しますので自車を追突事故から守ることにもなります。
── 気の乱れ 運転席に 持ち込まない ──
誰だって機嫌が悪い日がありますが、その悪い感情は必ず運転に悪影響を及ぼします。悪い気を運転席に持ち込まないようにしてください。
── ETC カードの準備 怠らない ──
高速道路に入る時にETCカードの確認をしていますか?ETCカードの挿し忘れや期限切れによるトラブルで、高速道路の入り口で急停車し、追突事故が発生しています。後続車などに大変な迷惑となりますから、カードの確認を怠らないようにしてください。
── 豪雨時は アンダーパスに 近寄らない ──
大雨の日は、アンダーパスが冠水している恐れがあります。普段から経路上にアンダーパスがないかを頭に入れて、豪雨時は近づかないようにしてください。
── 社有車も マイカー同様 大切に ──
社有車だからといって、ドアの開閉やギア操作を乱暴にしたり、掃除もめったにしないということはありませんか?共有で使う車は、得てして汚くなりがちです。しかし、社有車は会社の顔ですし、他社の方に乗って頂く機会もあるのですから、綺麗に丁寧に扱ってください。
── ストレスは 安全運転の 大敵です ──
家庭や職場でストレスをためていませんか?ストレスを抱えたまま運転すると事故の元です。上手にストレスを発散する方法を見つけてください。
── エコカーも 性能頼らず エコ運転 ──
エコカーに乗っているからといって、「少々あらいアクセルワークでもこれまでの車に比べれば燃費がいいや」と考えて、あらい運転をしていませんか?エコカーを運転するときでも、ゆっくりとした発進を心がけるなどエコ運転を心がけてください。