2014年10月 「安全スローガン」
── 眼が光る 動物飛出し 要警戒 ──
動物の飛出しは農村部だけでなく、都会でも猫などが飛び出してくることがあります。頭のどこかに「動物が飛び出してくるかもしれない」という意識があれば、目の光る動物を早期に発見することができます。
── 眠いなら 寝るしか 手立てはありません ──
眠たい…、眠たい…と我慢して運転していても、眠気が覚めることはありません。ガムや換気で一時的に眠気が覚めても、すぐに睡魔が襲ってきます。眠くなったら、安全な場所で仮眠するようにしてください。
── 運転中 五感で感じて 車の異常 ──
運転中はボーっとしているのではなく、おかしな音がしていないか、挙動はおかしくないかなどを感じるようにしてください。そうすれば車の異常にも早く気づくことができます。
── 信号機 一つ向こうを 見ておこう ──
直前の信号機ばかりを見るのではなく、一つ向こうの信号機を見るようにしてみましょう。そうすると、信号機の変わり目を早くにチェックできますので、黄信号でもスムーズに停止することができます。
── 乗車前 グルリと車両を 一回り ──
車の周りを確認しなかったがために、子どもを轢いてしまうような悲惨な事故が発生しています。乗車前には、車の周りに危険がないかを確認してから乗車するようにしてください。
── 無理ならば 次の機会に 車線変更 ──
車線変更をしなければ、目的地に近づけないことがありますが、無理に車線変更をすると事故につながります。危険だなと判断したら、無理をせずに車線変更ができる時まで待つようにしてください。
── 初訪問 下調べで 事故が減る ──
初めての得意先などを車で訪問する際には、しっかりと下調べをしておきましょう。最近では、写真で現地の様子を確認できますから、目的地周辺で戸惑うことも少なくなります。
── 漫然運転 してる自分に 気づきましょう ──
漫然運転とは、ただボンヤリと車を動かしている状態で、危険予測や安全確認ができていない状態です。「ボンヤリしているな」と感じたら休憩するなどして、気分をリフレッシュしてから運転を再開しましょう。
── 安全確認 したつもりは 無意味です ──
たとえば、左折する時には左のサイドミラーを確認すると思いますが、チラッとサイドミラーを確認するだけでは無意味です。しっかりとバイクなどが来ていないかを「見る」必要があります。やったつもりの安全確認では無意味なので、しっかりと安全確認を実行するようにしてください。
── 少しでも お酒を飲んだら 運転しない ──
飲酒運転の罰則が適用される呼気中アルコール濃度を下回っていたら、運転しても大丈夫と思っている人がいますが、道路交通法には「何人も酒気を帯びて運転してはならない」と定められています。たとえ少量でも、アルコールは反応時間に影響を与えますから、お酒を飲んだら運転は厳禁です。
── その駐車 死角を増やす 危険行為 ──
路上に駐車すると、歩道を歩いている歩行者が見えなくなったり、車の陰からの飛び出しの原因となるなど、死角を増やしてしまいます。できるだけ、路上駐車はしないようにしてください。
── 慌てると 目の前の危険が 見えないぞ ──
急いでいたり、動揺したりすると目に映っているはずの危険が認識できなくなり、事故につながります。慌てているなと自覚したら、より慎重な安全確認を行なうようにしてください。
── 時々は あなたの運転 再確認 ──
夕方や、悪天候などで「少し暗いな」と感じたら、迷わずヘッドライトをオンにしてください。そうすることで自車の存在を相手にわかってもらうことができ、交通事故防止につながります。
── 駐車場 出るとき歩道を 要チェック ──
駐車場の出口の前は大抵歩道になっていますが、車道の車の動きばかりを気にしていると、手前の歩道の歩行者や自転車を見落として事故につながります。歩道にも十分注意を向けるようにしてください。
── 少し暗い 迷わずライトを スイッチオン ──
夕方や、悪天候などで「少し暗いな」と感じたら、迷わずヘッドライトをオンにしてください。そうすることで自車の存在を相手にわかってもらうことができ、交通事故防止につながります。
── 頼らない 自動ブレーキ 迷惑です ──
最近は自動ブレーキを装備している車が増えてきました。しかしながら、あなたが自動ブレーキで停止できても、後続車にはとても迷惑がかかります。自動ブレーキを作動させない運転を心がけてください。
── 甘く見ない 違反は事故に つながります ──
違反を繰り返す人は、事故を起こしやすいというデータがあります。違反くらいなら仕方ないと考えずに、違反は事故の前兆と捉え、交通ルールを順守するようにしてください。
── 出てくるぞ そこの陰から 危険な車 ──
見通しの悪い道路でも、速度も落とさず一旦停止もせず、我が物顔で走行していく危険な車がいます。たとえこちらが優先でも、必ず安全確認をして危険な車が来ていないかをチェックするようにしてください。
── 思い出そう ヒヤリとした あの瞬間 ──
ある程度の運転経験を積んでくると、誰しも「ヒヤリ」としたことがあると思います。「ヒヤリ」とした後には「事故にならなくてよかった」と思いますが、事故になっていてもおかしくはないのです。時々は「ヒヤリ」としたあの気持を思い出して、慎重に運転するようにしてください。
── 車内の汚れ 早めの掃除で スッキリ運転 ──
あなたの車の車内は綺麗ですか?汚いまま放置していると、運転まで粗雑になってしまいます。「少し汚れたな」と感じたら、早めに掃除をしてスッキリとした気分で運転するようにしてください。
── 踏切手前 警報機に 注目しよう ──
踏切を通過する時には、警報機の音がなっていないかよく確認しましょう。車内で音楽をガンガン鳴らしていると警報機の音は聞こえません。周りの音が聞こえるくらいのボリュームに抑えるようにしてください。
── もらい事故 あなたはホントに 悪くない? ──
事故を起こした人はよく、「もらい事故だから仕方ない」といいますが、本当にそうでしょうか?あなたに事故を誘発する行動はどこにもなかったでしょうか?たとえ、相手の責任が重くても、自らを省みる心を忘れないようにしてください。