2014年12月 「安全スローガン」
── 気を抜かず 無事故で終えよう この1年 ──
もうすぐ今年も終わりますが、最後まで気を抜かずに安全運転を続けてください。無事故無違反できた人も油断しないで、明るい新年を迎えましょう。
── 見逃すな! みんなで根絶 飲酒運転 ──
わずかな飲酒で、交通事故の危険が高まります。車を運転しない人も運転者に飲ませない努力が大切。事業所の全員が酒気帯びや酒気残りによる飲酒運転を見逃さない強い意識を持って、飲酒運転根絶を実現しましょう。
── まず止めて 確認すれば 当たらない ──
少しでも不安を感じたら、まず止まって次の行動をよく考えましょう。バック時など何となく不安なときに、動きながら確認しようとして、見た時は当たっていることが多いのです。歩道を横切るときなども「まず止まる」ことを忘れないでください。
── すぐに来る 意外に速い 自転車は ──
随分前に自転車を追い越したので十分距離が離れていると思い込んでいると、自分が減速した時、意外に早く接近して来ることがあります。左折時や横断歩道を横切るときなどは、もう一度自転車が来ていないか、確認することが大切です。
── 「もう遅い」 そんな焦りが 危険です ──
日の暮れるのが早くなりました。暗くなると、「もう夕方だ、早く帰りたいな」という気持ちになり、つい急きがちになります。しかし、夕方はまだ人や車が多い時間帯ですので、焦りは禁物。遅くなったなと感じても落ち着いて行動しましょう。
── 気を抜かない 車が車庫に 入るまで ──
車が車庫に収まりキーを抜くまで、気を緩めないでください。会社や自宅に近づくと、つい油断してしまい、最後の最後に安全確認が甘くなって歩道の自転車などと衝突することがあります。
── 汚れなし 点検漏れなし 事故もなし ──
車両をきれいに清掃する習慣をつけると、自然とタイヤの傷やボルト・ナットの緩み、ライトなどに目が向き点検漏れが防げます。きれいな車に乗っていると、車を大切にしようという意識が生まれ、安全運転にも繋がります。
── 来なくても 毎日続ける 停止と確認 ──
この交差点は、毎日一時停止しているけれど車が来たためしがない。1回ぐらい止まらなくても大丈夫だろう……と甘く考えたときに事故が起こります。交通量が少ないところでも愚直に停止と確認を続けましょう。
── あいまいな 合図は 相手を惑わせる ──
ライトのパッシング等は警告に使われますが、道を譲るつもりでパッシングさせるドライバーもいるようです。しかし、このようなあいまいな合図は、相手に誤解を与えることもあります。譲るときなどはしっかり停止し、手振りを使って明確に伝えましょう。
── 忙しい ときこそ確認 忘れない ──
年末が近づき忙しくなってきました。この時期は、気が焦ることによる確認もれや見落としがあり、事故の原因となります。安全確認にはほんの1、2秒しかかかりません。忙しい時こそ注意して見る気持ちを忘れないようにしましょう。
── 健康が 事故を防いで 身を守る ──
安全運転の確保にとっては心身の健康がいちばん大切です。病気を早期発見し、無理をしないで健康管理をきちんとすることが運転者としての務めです。思わぬ運転中の体調不良などを防ぐことで事故を防止できます。
── 「何か変」 気になるときは すぐ停止 ──
変な音がした、何かに乗り上げたかもしれない、何かハンドルの振動が気になる──そんなときには必ず停止して、確認しましょう。故障かもしれませんし、歩行者をはねた可能性もあり、軽視してそのまま走行すると重大な事故になる恐れがあります。
── バック時は 見えない死角に 人がいる ──
バックする時は死角が多いので、小さな子どもや背をかがめたお年寄りなど人が隠れていないか注意しましょう。とくにバックモニターのカメラ画像だけでを頼りにバックする人は要注意です。カメラの視界の外から急に歩行者が近づいてくることがあります。
── ルール軽視 小さな違反が 大事故に ──
前を見て運転していれば少しくらい携帯電話をしても大丈夫だろうなど甘い気持ちで運転している時、前の車がトラブルで急停止する事態になると、反応時間がかかってしまい事故に陥ります。こうした小さな違反でも軽視しないことです。
── 雪道の 「まだ」は「もう」だと 気がつこう ──
まだ行けるかな……と、チェーン装着を延ばし延ばしにしている車が、よくスリップ事故を起こしています。うっすらとした雪でも凍結すればツルツルになり「もう非常に危険」です。冬道では早めの対処が大切です。
── 確かめて 発進前に 車の前 ──
青信号で発進するときなど、発進前にはもう一度車の前方の死角を確認するクセをつけましょう。少し頭を動かしたり、アンダーミラーに目を配る習慣をつけるだけで、まれに起こる歩行者事故などを回避できます。
── 忘れない ヒヤリ・ハットの この気持ち ──
子どもの飛出しを何とか回避してドキッとした体験も、その時は鮮明でもやがて忘れてしまう人がほとんどです。事故にならずに済んだ貴重な体験だと肝に銘じて、ヒヤリとした理由をよく考え、この気持ちを忘れずにいることが重要です。
── 3秒を 待てる余裕が 事故防ぐ ──
進路変更の合図は3秒前と決められています。合図をして3秒してから進路変更をしますが、この3秒が待てずに、合図をしてすぐにハンドルを切る人がいます。周りのドライバーが気づく余裕がないため、事故の危険を作りだしていることに気づきましょう。
── 注視しない わき見は 事故の第一歩 ──
運転中に何かに気を取られてわき見をすると、前車が減速したときには対応できず、追突事故につながります。「わき見は事故の第一歩」と胸に刻んで運転するようにしてください。