2014年2月 「安全スローガン」
── 無事に通勤 それも仕事の 一つです ──
とくにマイカー通勤をしている人は、通勤も仕事のうちの一つだということを認識してください。
通勤中に事故を起こせば、会社にも運行供用者責任が問われることがありますし、周りの人達にも大きな迷惑をかけることになります。
── 当たり前 それができずに 当たります! ──
当たり前のことができないドライバーが意外に多く、それが事故原因となっています。たとえば、前方の幅員が狭くなったら減速するのは当たり前のことですが、それができないで、路肩の自転車などと接触することがあります。「他人や物に危害を加えない」ために、当たり前のことができるドライバーになってください。
── 曲がる時 曲がる方向 見てますか? ──
車は左に曲がるのに、左側を十分確認せずに左折するドライバーがいます。このとき、左から自転車などが来ていたら避けられません。必ず最後に、車が曲がっていく方向を安全確認してから、曲がるようにしてください。
── 何だろう? 想像力を 働かそう ──
前の車が車線変更したときなど、漫然と前に詰めようとしないで、「何で車線変更したのだろう」と疑問を持ち、「さらに前の車が止まったのかも?」など想像力を働かせましょう。こうした想像力が追突事故などを未然に防ぎます。
── 甘えない 安全確保は わたしの仕事 ──
あなたは安全は他人や機械が保証してくれるものと考えていませんか?道路上においても、あなたや家族を守るのはあなた自身の注意力や、考え方であるということを忘れないで下さい。
── 死角です 車の前の 小さな子供 ──
車に乗り込んで、発進するまでの間、目を話した隙に子供が車の前に来たら、気づかずに発進してしまうことになります。発進する前には、必ず誰もいないことを確認してから動くようにしてください。
── 花粉症 薬の成分 要注意 ──
花粉症に悩んでいるドライバーも多いとおもいますが、薬の成分には注意してください。中にはとても眠たくなる薬もありますので、眠くならない薬を処方してもらうか、生活習慣を見直すなどして、花粉症の症状を緩和するように心がけてください。
── 動くのは 安全確認 済んでから ──
バックでも前進でも、車を動かすのは安全確認が済んでからにしてください。安全確認を十分にしないまま車を動かすのは、事故への近道です。
── 危機意識 それがあなたの 身を守る ──
運転するときは、怖がりなくらいでちょうどいいのです。見通しの悪い道路などでは、「子どもが飛び出してきて、衝突したら大変だな」などと、危機意識を持って運転するようにしてください。
── 乗車前 タイヤの状態 確かめて ──
出発前や、休憩のあとにはタイヤの状態を気にするようにしてください。タイヤは常に路面に接地しているので、知らない間に釘などが、刺さっていることもありますから注意が必要です。
── 車間距離 追突防止の 第一歩 ──
前車との距離をとることは、追突事故を防止する基本です。少し離れすぎているかな?と思うくらい、車間距離をあけて走るようにしてください。
── バック時は 後方確認 確実に ──
バック走行は、大きな事故になることは少ないですが、人身事故になることもあります。車を交代させる時には、十分に後方を確認するようにしてください。
── サイドブレーキ ノッチ音を 確かめて ──
サイドブレーキをかける時には、「カチカチカチ」というノッチ音を確かめるようにしてください。サイドブレーキの引き方が悪かったり、ワイヤーに異常があると、このノッチ音が鳴らずに、十分な制動効果が得られないことがあります。
── 運転姿勢 安全運転の 第一歩 ──
正しい安全運転姿勢がとれていないと、いざというときに急ブレーキをしっかり踏むことができません。その他にも、悪い姿勢で運転していると死角が増えてしまいます。安全運転をするためには、まずは運転姿勢をしっかりさせることが大切です。
── バックギア 目視でしっかり 確認を ──
バックするときはRレンジにギアをいれますが、目視と、電子音でしっかりギアが入っているかを確認するようにしてください。Rレンジに入れたつもりが、Dレンジのままで前方に動いてしまうと、驚いてしまって、最悪の場合アクセルを踏み込んで大きな事故につながります。
── 油断しない 飲酒運転 すぐそばに ──
飲酒運転に対する罰則強化などで、飲酒運転の件数は減少しています。そのためか、飲酒運転に対する危機感が薄れつつあります。こんな時こそ、飲酒運転の恐ろしさを再認識するようにして下さい。
── 高速で 止まった時には すぐ退避 ──
万が一、車両トラブルなどで高速道路上で止まってしまった場合には、後方から走行してくる車に注意して、すぐにガードレールの外などの安全な場所に退避して下さい。車の中でボヤボヤしていると、後続車に追突されて命を落とすことになります。
── 安全運転 会社の品位を 高めます ──
あなたの運転はどこで、誰に見られているかわかりません。人や他車に優しい安全運転をすることで、あなたの会社の品位は高まり、それが売上増にもつながっていくのです。
── カーブミラー 全部映して くれません ──
カーブミラーにも死角はあります。ですからカーブミラーに何も映っていないからといって、漫然と走行すると事故につながりますので、自分の目でチェックを怠らないようにしてください。