2014年7月 「安全スローガン」
── レジャーでも 気を緩めずに 事故防止 ──
夏は海水浴や行楽地に車で出かける機会が多いと思いますが、休日の運転は気が緩みがちになります。運転だけは気を引き締めて、行楽を楽しむようにしてください。
── 疲れたら 遠慮せずに 運転交代 ──
たとえば上司には「運転を代わってください」と言いづらいものですが、疲れたまま運転をして事故を起こせば、大変な迷惑がかかります。疲れたなと思ったら遠慮せずに交代を申し出ましょう。
── 車内でも こまめに水分 補給しよう ──
ここ数年、うだるような暑さが続いています。車内では、エアコンを使用することが多いと思いますが、エアコンは空気が乾燥しますので、こまめに水分補給をして熱中症を防いでください。
── 疑おう 危険の見えない サイドミラー ──
あなたは、サイドミラーに他車が映っていなければ、すぐに車線変更などをしていませんか?サイドミラーを確認した時、何も映っていなくても「何かいるかもしれない」と疑って、もう一度サイドミラーを確認したり、直接目指するようにしてください。
── 勝手に焦って 事故を起こせば 迷惑倍増 ──
あなたは右折するとき、後ろに車がいたり、駐車するときに他の車が待っていてくれたりすると、気を使って無理な運転をしていませんか?勝手に焦って事故を起こすと、本当に迷惑ですから、決して焦って車を動かさないようにしてください。
── スピード自慢 あなたの命も 縮めます ──
あなたは、「高速道路で~キロで走った!」とか、「目的地までたったの1時間で着いた!」などと自慢していませんか?スピードを出すことは、あなたの到着時間を縮めるかもしれませんが、あなたの命や他人の命も縮めかねないことをよく考えてください。
── バックカメラ 確認できない 危険もある ──
バックカメラだけを頼りに、バック走行をしていませんか?バックモニターとて死角があり、左右から接近してくる歩行者を映すことはできません。必ず目視と合わせて、後方を確認するようにしてください。
── 運転中 スマホでゲームは 命取り ──
運転中にスマートフォンでゲームをしたりすることは、注意力をそぐことになり、最悪の場合、誰かの命を奪うことにつながります。運転席に、バーチャルな世界を持ち込むことは禁物です。
── 発進前 死角に子供は いませんか? ──
発進する前には、車の前の死角に子どもがいないかチェックするようにしてください。少し目を離している間に、車体の前に子どもが紛れ込むことがあります。
── 慌てない 信号必ず 青になる ──
急いでいるときほど、赤信号の時間は長く感じるものです。しかし、信号は必ず青に変わりますから、イライラせずに待ちましょう。
── 降りる時 危険がないか 後方チェック ──
車から降りるときは、当然ドアを開けますが、開ける前には後方から車両が接近してきていないか、十分に警戒するようにしてください。とくにバイクや自転車は突然後方に回りこんでくることがありますから、注意が必要です。
── ハネてない? 優しく走ろう 濡れた路面 ──
雨の日は道路脇に水たまりができますが、その上をスピードを出して通過すると当然、泥や水をハネてしまい、歩行者がいると道路交通法違反になります。雨の日は、泥はね運転をしないように気を配りましょう。
── 雨の日は スピード抑えて 慎重に ──
雨の日は路面も濡れて、普段より止まるのに必要な距離が延びてしまいます。ですから、普段よりスピードを抑えて慎重な運転を心がけてください。
── 運転の恥 あなたの会社の 恥になる ──
強引に割り込んだり、歩行者に道を譲らなかったりする恥ずかしい運転は、あなたの会社の恥でもあります。会社のイメージを落とさないような運転を心がけるようにしてください。
── イライラを 運転席に 持込まない ──
ハンドルを握る時には、常に平常心でなければなりません。運転前に嫌なことがあって、イライラしているようなときは、平常心で運転できるように、気分転換をはかってください。
── 飲む前に 副作用を 要確認 ──
持病などでクスリを飲んでいる人は、運転するにあたって副作用をよく確認するようにしておいてください。運転中に眠気を催したり、意識がもうろうとして事故を起こすと、あなたはともかく、歩行者をはじめとした他の人に多大な迷惑が及ぶ恐れがあります。
── タイヤのパンク 大惨事に 繋がるぞ ──
一般道でタイヤがパンクしても、危険なのですが、とくに高速道路で走行中にパンクをすると、停止するのも大変ですし、無事に停止しても後方から追突される恐れも十分にあります。くれぐれも、空気圧をはじめとしたタイヤのチェックを怠らないでください。
── 青信号 周りよく見て 進行を ──
青信号だから安全だと思っていると、ルールを無視してくる車両や歩行者と衝突してしまいます。青信号で進行するときにも、必ず周りの確認をよくするようにしてください。
── 右折時は 右後方の 二輪車チェック ──
右折する時には、自車の右後方から内側を回りこんでくる二輪車がいないかをチェックしておいてください。巻込み事故というと左折の際の印象が強いのですが、右折する際にも巻き込み事故は起こりえます。
── 運転中 利他の心を 忘れない ──
普段はそうでもないのに、車を運転すると急に利己的になっていませんか?車線変更しようとしているのに、車間を詰めて入れてあげないといったような自分勝手な運転は事故につながりますし、心も荒みます。自分のためにも、利他の心を大切にしてください。
── 駐車場 ポールやコーンを 要チェック ──
駐車場では、ポールやコーンといった駐車場の施設との衝突事故が多くを占めます。バックするときに確認していたのでは、死角になって確認できませんので、バック走行する前にポールやコーンがないかを確認するようにしてください。
── アンダーパス 進入するのは 慎重に ──
近年は集中豪雨により、あっという間に道路が川のようになることも珍しくありませんが、とくに鉄道の線路の下をくぐるアンダーバスは、雨水が溜まりやすいので、進入するのはくれぐれも注意してください。