2014年8月 「安全スローガン」
── 危険です 車のフロアの 大きなゴミ ──
車のフロア(床)にペットボトルや、缶などの大きなゴミは落ちていませんか?こういったゴミがブレーキペダルの下に入り込むと、ブレーキを踏むことができず大変危険です。車のフロアは常にゴミのない状態にしておいてください。
── 冠水道路 進入するのは 控えよう ──
最近では、短時間に記録的な大雨が降ることが多くなり、道路が冠水することも珍しくありません。冠水した道路を車が走行している映像をテレビなどで目にしますが、水かさが増してくると、エンジンが停止するなどして危険な状態になります。また、何より冠水道路の走行は車を大きく傷めますから、出来るだけ避けるようにしてください。
── 黄信号 安易に追従 危険です ──
黄信号に変わったときに、前車がそのまま信号を通過していくだろうと考えていませんか?黄信号の意味は「止まれ」ですから、前車は停止してもなんらおかしいことはありません。黄信号に変わったら、前車は止まると考えて運転するようにしてください。
── ハンドルを 切るとき 切る方 見てますか? ──
右左折時や狭い路地から出るときなど、ハンドルを切る方向と逆方向を確認しながら出て行くことがあります。左折時など、どうしても右方向が気になるのはわかりますが、車が行く方向を直前にもう一都確認するクセをつけましょう。
── 危険です カンでバックは やめましょう ──
駐車場などでバックするとき、後方の様子を十分に確認していますか?後方の様子を確認もせずに、カンで車を動かすことは事故につながりますので、絶対に避けてください。
── 横断歩道 歩行者の 聖域です ──
横断歩道の手前で歩行者が待っていたら、歩行者の横断を妨げないでください。横断歩道は歩行者の聖域です。
── 対向車 右折があるぞ 油断しない ──
交差点で、こちらが直進でも漫然と走行していると、右折待ちの対向車が突然右折を開始することがあります。右折待ちの対向車がいたら、十分に警戒するようにしてください。
── カーブでは 入口減速 徹底を ──
カーブに進入する際、速度を落とさずに進入すると、曲がりきれずに事故につながります。カーブの入口では減速することを徹底してください。
── 疲れたら 無理をしないで 休憩を ──
運転していて「疲れた」と感じたら、無理をしないで休憩するようにしてください。無理をして事故を起こしたら、社会に迷惑をかけるだけでなく、到着もさらに遅れることになります。
── 休み明け 気持ち入れ替え 運転を ──
休み明けは、普段と違い心身のリズムが狂っているので、運転においても注意が必要です。休み明けの日は、意識して運転の注意力を高めてください。
── 油断しない 事故は突然 起こります ──
交通事故は一瞬の出来事です。その瞬間までは平穏に暮らしていても、事故の瞬間に人生が暗転してしまうこともあるのです。くれぐれも注意して運転するようにしてください。
── 左折時は 自転車来るぞ 二度確認 ──
左折するときは、左後方を目視するなどの安全確認を行っていると思いますが、自転車はスピードが早く、確認したつもりでも滑りこんでくる事があります。左折する直前にはもう一度確認するようにしてください。
── 少し待て アクセル踏む前 一呼吸 ──
当たり前のことですが、アクセルを踏むと車は進みます。ですから、アクセルを踏むにあたっては危険がないかを十分に確認しなければなりません。すぐにアクセルを踏むのではなく、一呼吸おいてからアクセルを踏むことを心がけてください。
── 運転は 降車するまで 気を抜かない ──
運転は停止して、ギアをパーキングギアに入れサイドブレーキを引いて、後方の安全を確認して降車するまで終わっていません。最後まで事故のないように、気を緩めないでください。
── 一か八か そんな勇気は いりません ──
右折時などに対向車がいても、「一か八か行ってしまおう」といった行動をする車がいます。相手が減速してくれるから何とか事故にならずに済んでいるだけで、いずれ大事故を起こします。無謀さは「匹夫の勇」。そんな勇気はいりません。
── 構内も 急がず慌てず ゆっくりと──
構内での事故は他車や作業員などに気兼ねして、急いでバックしようとしたり、慌てて移動しようとして安全確認が疎かになっている例が多いので、落ち着いてゆっくり確認・操作する習慣をつけましょう。
── 慣れる頃 忘れてしまう 確認行動 ──
運転に慣れた頃は意外に事故を起こすことが少なくありません。それは慣れることで確認行動が簡略化されたり省略などが起こりがちだからです。自分が一人前になったと思っても、初心を忘れず、安全確認は愚直に実行しましょう。
── なぜ止まる? 前車の前に 何かある ──
赤信号でもないのに、前車が減速して停止しようとすることがあります。こんなとき、安易に追い越したりしないで、何か前方にあるのかも知れないと予測する意識をもちましょう。予測していれば危険な事態にも対処できます。
── 青信号 左右見てから スタートを ──
青信号に変わった途端、アクセルを踏んでスタートしていませんか?渡り遅れの自転車などが横断してくることがありますので、左右を十分確認してから発進するようにしてください。
── 右折合流 右からくる車両を 要確認 ──
手前の車線をまたいで、向こう側の車線に合流するには右折合流をしなければなりませんが、向こう側の車線ばかりに気を取られていると、手前の車線や歩道を走行してくる自転車などを見落としてしまいますので注意が必要です。