■2015年1月 「安全スローガン」
── 時々は 交通ルールを 再チェック ──
交通ルールや標識の意味は、時々見なおしておかないと、すっかり忘れてしまうものです。時々はテストを実施するなどして、交通ルールや標識の意味をを見なおしておきましょう。
── 運転前 眠くなる薬を 服用しない ──
風邪をひきやすい季節ですが、運転前に眠くなる成分が入った風邪薬を飲まないようにしてください。運転中に薬の影響で居眠りをして、事故に至るケースが少なくないのです。
── 人を乗せても 格好つけない 運転を ──
同乗者がいるとスピードを出したり、駐車場でも素早く駐車しようとしたりして、格好をつけてはいませんか?同乗者の存在を意識し過ぎると、運転に対する集中力が欠如して、安全確認が不十分になったり、無理な運転に繋がります。同乗者がいても、自分を飾らず運転しましょう。
── 夜間運転 上向きライトで 前方確認 ──
夜間の運転中に事故を防ぐためには、前方の視界を確保することが大切です。前方から対向車が来ていないときには、常にハイビームで前方の確認を行なうことを習慣づけましょう。
── 忘れずに 活かしていますか ヒヤリ体験 ──
運転中ヒヤリとしたりハットした体験を、その場かぎりにしないで、安全運転に活かしましょう。ヒヤリとしたときは必ず理由があるはず。自分の中に潜む危険に気づいて、二度と繰り返さないことが大切です。
── 心配事 不安を解消 安全確保 ──
気になることや心に不安を抱えていては、安心して運転できません。たとえば「大きなワゴン車は乗ったことがないので自信がない」などと感じていたら、正直に進言して会社構内で練習をしたり、同乗者の添乗などを頼んで安全を担保しましょう。
── 命取り 安易な点検 ルーズな整備 ──
最近の車は故障しないと油断して、日常点検を形ばかりに済ませたり、タイヤの溝不足など整備すべきポイントを見つけても後回しにするなどしていると、高速道路上で立ち往生して事故に巻き込まれるなど命取りになります。
── あと少し 行けると思うな すぐ積もる ──
急に雪が降ってきてもあと少しぐらいならノーマルタイヤで行けるかもしれないと甘く考えがちです。しかし、最近は天候が急変し、すぐに雪が積もり始めて進退窮まるといったことが少なくありません。すぐ引き返すかチェーンを巻きましょう。
── 運転中 前後左右に 目を配れ ──
車は前に進むものだから、前だけ見ていればよいというものではありません。周辺の状況がどうなっているかを把握していないと、スムーズに右左折や車線変更をすることができずに事故に繋がります。運転中は、常に左右と後方にも目を配るようにしてください。
── トンネル内 忘れずライトを スイッチオン ──
無灯火でトンネルを走行する車が目立ちます。言うまでもなくトンネル内は暗いので、テールライトをつけていないと追突されるおそれもありますし、ヘッドライトをつけていないと、前の車が後方の様子を知ることができなくなります。トンネルに入ったら、必ずヘッドライトを点灯するようにしてください。
── 無理をして 狭い道路に 入らない ──
知らない道を走行していると、車幅がとても狭い道路に出くわすことがあります。こういった道路には無理に侵入せず、他にルートがあればそちらへ迂回するようにしましょう。
── 見落とさない 一番手前の 信号を ──
遠くばかり見て運転をしていると、通過しようとしている信号を見落としてしまうことがあります。一番手前の信号を見落とさないことを意識して、運転するようにしてください。
── 住宅街 安全確認 念入りに ──
住宅街を歩いていると、速いスピードで安全確認もせずに走り抜けていく車をよく目にします。こうした走り方では、いずれ安全確認をしない歩行者や、自転車と衝突することになります。住宅街を走行するときには、慎重すぎるくらい歩行者や自転車が来ていないかを確認するようにしてください。
── バック走行 横切る歩行者 目を配れ ──
コンビニエンスストアなどの駐車場でバックするときには、車の後ろを横切る歩行者等に十分注意を払うようにしてください。バック走行するときには、死角が大きいので後方の動く危険を見落としてしまいがちですから、注意が必要です。
── 車の汚れ 会社の恥と 心得よう ──
あなたは汚れた車で仕事をしていませんか。取引先の立場で言えば、汚い車で仕事をしている会社よりも、キレイな車で仕事をしている会社のほうが信用できるのは間違いありません。車の汚れは会社の恥と心得て、いつも車はキレイにしておきましょう。
── 慌てても 到着時間 大差なし ──
約束の時間に遅れそうなときは、無理をして黄信号で無理に通過したり、見通しの悪い交差点でも安全確認を省きがちです。しかしながら、そういったリスクを犯しても、短縮できる時間はわずかです。遅れそうなときは、先方にその旨を連絡するなどして、安全運転に務めるようにしてください。
── その車間 イザという時 止まれます? ──
あなたは車間距離を十分に開けていますか?前車が急ブレーキをかけた時のことを想像してください。その車間距離で追突せずに済むでしょうか?車間距離は前車が急ブレーキを踏んでも追突しない距離を保つようにしてください。
── 安全は 年の初めの 誓いから ──
新年は新たな気持ちで、無事故・無違反の安全運転を誓うことが大切です。「1年間、事故を起こさない運転を続けよう」という意識をしっかりと持って、今年一年の安全を祈願してください。