■2015年2月 「安全スローガン」
── 駐車場 暗い場所では ライトオン ──
スロープのある立体駐車場などは、駐車場内が暗い上に、見通しも悪いので走行している車が目立ちません。薄暗い駐車場ではライトをオンにすると自車を目立たせることができ、事故防止に効果的なので実践するようにしてください。
── 燃料は 早めに給油で 安心運転 ──
ガソリンなどの燃料は、無くなるギリギリに給油するのではなく、少し余裕をもって給油しておきましょう。ギリギリになると、ガソリンスタンドを探すのに焦ってしまって、注意力が疎かになり事故に繋がります。
── 低速だから 油断すると 追突事故 ──
渋滞などで低速走行している際には、ついつい車内の書類や携帯電話などにわき見をしがちです。低速だからと油断していると、前車が停止していて追突することになりますから、低速走行の時こそ、追突事故に注意するようにしてください。
── 右折時は 陰のバイクに 気を配れ ──
右折する際には、対向車両や建造物の死角にいる二輪車に十分な注意が必要です。とくに対向車両が通りすぎた後は、「いまなら行ける」と急ぎがちになりますので、陰から出てくる二輪車を見落としがちです。事故を起こすと被害が甚大ですから、くれぐれも注意するようにしてください。
── バックしない 後方確認 終わるまで ──
駐車場などでバックするときに、確認しながら後退するクセはありませんか?まずは、自車の後方の安全を十分に確認してから、車を動かすことを徹底するようにしてください。
── 安全に 妥協の2文字は ありません ──
「さっき確認したからもういいや」「まあこれくらいでいいだろう」といった油断は、安全に対する妥協です。この妥協が習慣になると必ず事故に結びつきますから、安全のためにできることは徹底的に行うようにしてください。
── 横断歩道 歩行者優先 忘れない ──
信号のない交差点で、横断歩道の手前に歩行者がいたら、必ず停止して歩行者を先に通してあげるようにしてください。歩行者が待っていても、前を通過する安全意識の低い人は、いずれ歩行者と衝突することになります。
── 焦らない ゆとりを持って 運転を ──
取引先などへ向かう際に、時間に遅れそうになるとどうしても焦ってしまうと思います。しかし、運転に焦りは禁物です。早めの出発を心がけるなどして、時間にゆとりを持って運転するようにしてください。
── 早朝は 凍結路面に 要注意 ──
寒冷地でなくても、この時期の早朝は橋の上や高架では道路凍結が発生します。早朝に運転する際には、このことを十分に頭に入れて運転するようにしてください。
── 青信号 油断しないで 通過しよう ──
青信号だからといって、ぼんやり通過していると、自転車などの信号無視に対応できません。たとえ青信号でも「左右から何か出てくるかもしれない」という気持ちで運転するようにしてください。
── ハンドルは 覚悟を持って 握りましょう ──
運転するという行為は、下手をすると人の命を奪うことにも繋がります。ハンドルを握ったら「絶対に事故を起こさない」という強い気持ちをもって運転するようにしてください。
── 汚れた車 あなたの心の 鏡です ──
汚れた車に乗っていると、車のキズも目立たないので、「少しくらいぶつけてもいいや」といういい加減な気持ちで乱暴な運転になりがちです。車をピカピカにしていると、車を大事にする気持ちから、運転が丁寧になります。事故防止の基本として、車はいつもキレイにしておきましょう。
── 嫌がらせ されても絶対 怒らない ──
たとえば車線変更をしようとしたときに、スピードをあげて車間を詰めて入れてくれないような、心ないドライバーに出くわすことがよくあります。心ないドライバーに出会ったときに、心を乱されると危険です。落着いて「なんて心の貧しい人だろう」と哀れんでやり、サッサと先に行かしてあげてください。
── 高速降りたら 速度計を 要確認 ──
高速道路を走行すると、スピード感覚が狂ってしまって、一般道に出た時に自分の感覚よりもスピードが出ていることがあります。高速道路を降りたら、感覚だけに頼らず、スピードメーターで速度を確認するようにしてください。
── 他のクルマ 信じ過ぎると 事故になる ──
他の車のドライバーが自分と同じようなルール・マナーを守ると信じこむのは危険です。ウインカーを出さずに進路変更するなど、非常識な行動に出る車はたくさんあります。事故をもらわないためには、他車(者)の行動を信用しないことです。
── 乗ったとき 座席合わせる よい習慣 ──
ある無事故ドライバーは、毎朝必ず座席やミラーの位置を調整するそうです。自分しか乗らない車でも、そうすることで運転の心構えができるからです。万全の構えで今日も「安全運転しよう」と念じることがよい習慣となっていきます。
── いつもなら 来ない道でも いつか来る ──
いつもこの路地からは、何もやって来ない、突き当りだから出てくるわけはないなどと思っていても、ある日突然にバイクが出てくるといったことがあります。100%誰も来ないなどということはないのですから、油断しないで運転しましょう。
── 焦ったら ゆっくり確認 落ち着いて ──
焦っていると、確認したつもりでもミラーなどをチラっと見るだけになって、重要な情報を見落としたり、確認ミスを起こしがちです。気持ちを落ち着けて、ゆっくりと確認するように自分に言い聞かせてください。
── 点いてます? あなたの車の テールランプ ──
テールランプやブレーキランプは後方にあるため、意識してチェックをしないと正常に点灯していないときも気づくことができません。これらのランプが切れたまま、夜間走行をすると命取りになりますので、定期的にチェックするようにしてください。