■2015年3月 「安全スローガン」
── 自覚して 命預かる 重い責任 ──
運転は自分をはじめとして、命を預かる行為です。故意でなくてもあなたの運転ミスが同乗者や、周りの歩行者を巻き込み、命を奪う可能性があるということをしっかりと自覚するようにしてください。
── カーブでは 手前で減速 徹底を ──
カーブの手前で減速していますか?よく知っている道路ならまだしも、知らない道路のカーブはどれくらい曲がっているかわかりませんので、スピードが出ていると曲がりきれません。カーブの手前では、必ず減速するようにしてください。
── 運転中 あらゆる所に 目を配ろう ──
運転中は、ありとあらゆる所に目を配るようにしてください。そうすることで、全体の中での自分の状況が見えてきます。その中で、自分がどの様な動きをすればスムーズに全体が動き、自分が事故に合わないかを考えて運転するようにしてください。
── 早めの点灯 あなたを光らせ 事故防ぐ ──
夕方遅くなっても、無灯火のまま走行している車が多くいます。「まだ明るいから見えるし」と考えているのかもしれませんが、ヘッドライトを点灯している車と、していない車とでは、目立ち方が全然違います。自分を事故から守るためにも、ヘッドライトの早期点灯を実施するようにしてください。
── 事故はない その油断が 事故を呼ぶ ──
交通事故を長い間起こしていない人は、「自分は交通事故にあわない」と考えがちですが、この気持は段々と油断に繋がります。時々は、交通ルールを見直すなどして、自分の気持ちを戒めて運転するようにしてください。
── 発炎筒 期限は4年 大丈夫? ──
発炎筒の有効期限は4年となっています。期限が切れると、発炎時間が短くなったり、照度が足りなくなったりして、いざという時に支障をきたしますから、期限が切れる前に交換するようにしてください。
── 停車でも 歩道に止めては いけません ──
道路上に車を止めていては邪魔だろうと、歩道にまたがって車を止めたりしていませんか?道路交通法で駐車はもちろん、停車であっても歩道に車を止めることは許されていません。
── 二輪車は 遠くに見えても すぐ来るぞ ──
交差点で右折するときに、遠くに見えている二輪車が意外と早く接近してきてびっくりした経験はありませんか?二輪車は車体が小さいので、実際の距離よりも遠くに見えてしまいます。このことを頭に入れて、決して無理な右折をしないことです。
── 見たつもり それでは全然 見えてない ──
安全確認をするときに、真剣に危険がないかを見ていますか?ボンヤリ見ているだけでは、見たうちには入りません。安全を確認するとき、「しっかり見る」ことを意識するようにしてください。
── 反省しよう 事故や違反の 原因を ──
多くの人が事故や違反の経験があると思います。大切なのは、その経験を活かして、事故や違反を繰り返さないことです。事故や違反を犯したら、どうしてそのような事になったかを反省する謙虚な心を持ちましょう。
── 知りましょう あなたの運転の 弱点を ──
あなたは、自分の運転のどこに問題点を抱えているか知っていますか?それは、安全運転に対する心構えかもしれませんし、運転の技術的な問題かもしれません。ときどきでよいので、客観的に自分の運転を見直す機会を持ちましょう。
── 雨の日は 安全確認 念入りに ──
雨の日は、ガラスやミラーに水滴が付いて、見通しが悪くなるため、歩行者や他車が見えにくくなってしまいます。ですから、「大丈夫だろう」と思っても、もう一度確認するくらいの気持ちをもって、安全確認を念入りに行うようにしてください。
── 謙虚な運転 無事故への 道しるべ ──
運転に慣れてくると、初心を忘れて段々といい加減な運転になりがちです。しかし、そんな時こそ初心に立ち返り、運転姿勢を正したり、安全確認を念入りにすることが無事故への道しるべと言えます。
── 見にくいな 頭を動かし 再確認 ──
ピラーの死角などで、自車の周りがよく確認できないことがあります。そういった場合には、「まあいいか」ではなく、少し頭を動かして、危険要因がないかを確認してから車を動かすようにしてください。
── 災害に 備える心が 身を守る ──
3月11日は東日本大震災が発生した日です。災害が発生した時の連絡体制は構築出来ていますか?また、災害時の車両の扱いをご存知ですか?災害から身を守るのは普段の備えが大切ですから、今一度見直しておきましょう。
── 大丈夫? 知ってるつもりの 運転知識 ──
あなたは交通ルールなどの運転知識をしっかりと理解していますか?運転知識が不十分のまま、運転していると、思わぬ交通違反や交通事故に結びつきます。時には運転知識の見直しをするように心がけてください。
── 整備不良 社会に迷惑 かけてます ──
整備不良のままで走行して、自分が困るのは勝手ですが、場合によっては車線を防いだり、タイヤのバーストなどが原因で他者を事故に巻き込んだりします。道路を利用するものの責任として、車のコンディションには気を配るようにしてください。
── 左車線 前車の停止を 予測しよう ──
左側車線を走行していると、店舗に入るために急にスピードを落とす車がいます。「そのまま走っていくだろう」ではなく、「どこで止まるかな」ぐらいの気持ちで運転するようにしてください。
── その電話 運転中は 凶器です ──
運転中に電話で話をしたり、メールをするのは著しく運転に対する注意力が低下します。運転するときには、スマホや携帯電話はドライブモードにして、カバンの中などに入れておきましょう。
── 優先道路 油断せずに 右・左 ──
こちらが優先道路だからとスピードを落とさず通過しようとすると、一時停止を無視して走行してくる自転車などを避ける事はできません。優先道路を走行していても、交差点に差し掛かったらスピードをゆるめて、いつでも止まれる備えをしてください。
── 運転と 薬の相性 大丈夫? ──
花粉症の季節ですので、薬を飲んでおられる方も多いかと思います。薬の中には、眠たくなる成分が含まれているものもありますので、車を運転する人は、薬を処方してもらう際に「車を運転するので、眠くならない薬をお願いします」などと医師や薬剤師と相談するようにしてください。
── ちょこまかと 車線変更 迷惑です ──
少しでも早く目的地に着こうと、頻繁に車線変更をする人がいますが、必要以上の車線変更は事故に繋がるだけでなく、周りの運転者にとっても非常に迷惑です。無理な車線変更をして、1台、2台前へ行っても到着時間に大差はないのですから、どっしり落着いた気持ちで運転するように心がけてください。