── スマホ見る 甘い気持ちが 命取り ──
運転中、何気なくスマホを手に取っていませんか?自分はスマホなんかにわき見はしないと思っていても、手に取ってしまう意識に落とし穴が潜んでいます。ほんの一瞬見るだけのつもりがメールを読み込んでしまい衝突!といった事故が多いのです。
── その荷物 死角を増やす 危険物! ──
座席上に置いた荷物や、トラックの助手席側ドアにある窓の前に私物等を置いたままにしておくと、死角が増えて、いざというとき危険を見落とすことがあります。車の中に物を置くときは視界を遮らないように配慮しましょう。
── まだ行ける その考えが もう危険 ──
黄信号に変わったけれど、まだ自分の車1台くらいは行けるだろう……そんな甘い思い込みが、もう危険な領域に入っています。対向車線の右折車は、黄色に変わったから「もう行けるだろう」と考えているかもしれません。
── 慌てない 事故が起これば 着けません ──
急いでいると、つい乱暴な運転になりがちですが、慌てて万一事故を起こした場合は約束の時間になっても目的地に到着できなくなります。少しぐらい遅れてもいいので、確実に着く安全運転を選びましょう。
── 忘れない ハッとした あの瞬間 ──
ハットしてブレーキを踏み何とか大事にいたらなかった時の記憶を忘れずに、天が与えてくれた警報として心にを刻んでください。その記憶があなたを注意深い利口なドライバーにして、明日からの安全運転の糧になります。
── 空気圧 忘れたころに パンクする ──
タイヤの空気圧を計測したのはいつだったか憶えていますか?忘れているほど前ならば、空気圧不足によるバーストを警戒しましよう。高速道路などで長距離運転をする人はとくにドライブ前の空気圧点検が重要です。
── 減速で 増える余裕と 正確さ ──
わずか10キロ減速しただけで、余裕が生まれ運転操作も正確になって危険が回避できることがあります。とくに天候のわるいとき、交通量が増えてきたと感じたときなどは、少し減速して自分自身に余裕をもつことが大切です。
── 気まぐれの 無駄な追越 事故のもと ──
前車が少し減速すると、つい追越しをかけたりしがちですが、追越しや車線変更は事故の引き金になります。無理をして追越しても、信号で停止したり、渋滞したりしていて到着時間はほとんど変わらないことがほとんどです。よほど理由がない限り、意味のない追越しは避けましょう。
── 夏の運転 水分補給を しっかりと ──
夏の日に運転席に乗り込むと、かなり気温が高くなっているので汗をかきやすくなります。また、エアコンを使用していても空気が乾燥しますので、体が脱水気味になります。運転前や運転中にはしっかりと水分補給をするようにしてください。
── 台風接近 ガラス清掃で 視界確保 ──
台風が接近してくるなど、悪天候が予想される場合には、窓ガラスやサイドミラーをキレイに拭きあげて、撥水剤などで窓ガラスをメンテナンスしておいてください。雨で視界が悪くなると、事故の可能性が大きく高まってしまいます。
── 曲がる前 絶対確認 左右後方 ──
左折したり、右折したり曲がる前には、必ずサイドミラーや目視で自車の左右後方の様子を確認して下さい。バイクや自転車が自車の横側に入り込むのは一瞬のことです。
── 間違えた! 慌てず焦らず 回り道 ──
道を間違えたら、つい無理なUターンをして目的地へ近づこうとしがちですが、慌ててしまうと事故につながりますので、左折を繰り返すなどして元の道へ復帰するようにしてください。
── 無理しない! 生命の予備は ありません ──
無理なタイミングで右折したり、Uターンするような行為は自分や相手の生命をないがしろにしています。甘い考えでリスクを冒し、危険な運転行動をとったがために、死亡事故を起こす例が少なくないのです。無理な行動はしないことです。
── 集中力 プロでも落ちる 休み明け ──
プロドライバーは休み明けの事故が多いというデータもあります。休み明けは身体のリズムが運転に慣れていなくて、集中力が落ちたり判断操作が遅れがちになったりします。休み明けは慎重に運転しましょう。
── 見落とすな 車の死角に 潜む影 ──
車のボディの死角には、子どもや三輪車、腰をかがめた高齢者など意外に大きなものが隠れます。死角を気にしているドライバーだけが、死角に隠れている危険を発見できるということを忘れないでください。
── 2度3度 確認しても 損はない ──
左を見て右を見たけれど、もう一度左を確認しても損はありません。右の車道を確認している間に左の歩道から自転車が来ていることもあるのですから。むしろ、何度も確認するほど安全を確保できるという得があると考えましょう。
── 信号で スマホ見つめる 悪いクセ ──
赤信号などで待つとき、スマートフォンのメール等をチェックするクセはありませんか?スマホなどを見ると周囲の状況変化に気づきにくくなり、そのまま漫然と発進する恐れもあります。スマホや携帯電話は、運転中カバンなどにしまって見ないことです。
── 中央線 超えてはならない 生命線 ──
狭いカーブなどで、センターラインを安易にまたいで運転するドライバーがいますが、自分はともかく対向車の乗員の命を奪いかねない危険な行為です。正面衝突すればどれほど悲惨な事態になるのかを常に意識して、ラインを越えずに走行しましょう。
── 乗車時は 優しく乗り込み 腰痛予防 ──
クルマに乗るときに勢い良く座席に腰掛けていませんか?セダンタイプの車は座席位置が低いので、どうしても腰をかがめなければなりません。勢い良く乗り込むとギックリ腰になることもありますから、優しく乗り込むように心がけてください。
── 窓ガラス キレイに拭いて 豪雨対策 ──
窓ガラスが汚れていたり、油膜に覆われていると雨が降ってくると見づらくなります。とくに豪雨の際には、前方が見えなくなることもありますから、窓ガラスのチェックも怠らないようにしてください。
── 交差点 ブレーキペダルに 右足を ──
交差点に差し掛かったらブレーキの上に足を載せる習慣をつけてください。いつ何時、左右から歩行者や自転車が飛び出してきても対応できる心構えが大切です。
── 歩行者に 恐怖を与えぬ 運転を ──
あなたは歩行者のすぐ脇を通過するような運転をしていませんか?こういった運転をされると歩行者は恐怖を覚えます。また、歩行者の少しのよろめきで衝突することにもなります。歩行者を怖がらせない運転を心がけてください。