── 走るより 止まる技術を 大切に ──
車の運転は走る技術より、止まる技術こそ大切です。正しく停止できないときによく事故が発生するからです。とくに一時停止交差点や見通しの悪い場所では、まず確実に止まる習慣を身につけましょう。
── 車の前 気になるときは 確認を ──
車の前がなんとなく気になる時は、必ず降りて見るかアンダーミラーなどで確認する癖をつけましょう。子どもや背の低い高齢者などがボディの死角に隠れていることがあります。
── 夜間運転 右から横断 意識して ──
夜間に自車の右から横断してくる歩行者をはねる事故が多く発生しています。夜間は、ハイビームを活用しながら右から横断してくる歩行者を警戒してください。
── 高速乗る前 空気圧を 再点検 ──
高速道路でタイヤのトラブルが発生すると、重大事故につながります。高速道路に乗る前には空気圧の点検を忘れないでください。
── ルールの理解 安全運転の 基本です ──
交通ルールを正しく理解しておくことは、安全運転の基本と言えます。ときどきは標識の意味や道路交通法を見直しておきましょう。
── 左折時は 曲がる前に 後方確認 ──
左折するときには、巻き込み事故を防ぐために必ず後方を確認するようにしてください。ミラーだけではなく、目視でも確認するようにしてください。
── 驚かない 飛出してきて 当たり前 ──
道路脇から歩行者や自転車が出てくるとびっくりしますが、事前に予測しておけば、さほど驚くこともなく、対処することができます。「飛出してきて当たり前」という心づもりで運転するようにしてください。
── ながら運転 車が凶器に 早変わり ──
「メールを打ちながら」など前方を見ないで運転する「ながら運転」は、一瞬にして車を凶器に変えます。運転中は絶対に前方から目を離さないようにしてください。
── スタッドレス 早めに履き替え 冬支度 ──
雪の降り始めのシーズンは、スリップ事故が多くなります。雪が降る前や凍結が始まる前にはスタッドレスタイヤに交換して、安心して冬を迎えましょう。
── 車内には 気の散るものを 置かないで ──
車内に気の散るものを置いておくと、気を取られてわき見運転になることがあります。車内にはいらないものを置かないようにしてください。
── 知らぬ間に 上がる速度を 抑えよう ──
見通しの悪い場所を走行していると、知らぬ間に速度が上がっていることがあります。そのことを意識して、スピードメータをチェックする癖をつけましょう。
── 乗る前に 車の周りを 目視しよう ──
運転する前には車の周囲をぐるりと回って、危険がないかを確認してください。特に子どもは小さく発見しにくいので注意するようにしてください。
── 運転中 スマホは見ない 触らない ──
運転中のスマートフォンの使用は大変危険です。ありとあらゆる媒体から広告やメールが着信し、あなたの安全運転を妨げます。運転中は電源を切るか、ドライブモードにしておきましょう。
── 不安なら 降りて確認 事故防ぐ ──
狭い駐車場などで「まだハンドルが切れるかな」と迷うことがあります。そのようなときには、面倒がらずに、また恥ずかしがらずに車を降りて前方や後方の様子を確認してください。その一手間が事故を防ぎます。
── 知らぬ道 いつもよりも 安全確認しっかりと ──
知らない道では、土地勘がないことから進路を選択することに意識を奪われがちです。そのため安全確認が疎かになりがちですから、意識して危険の発見に努めてください。
── 長距離運転 疲れる前に 休憩を ──
運転に疲れてしまうと、なかなか回復するのが難しいものです。疲れてしまう前に休憩を取るように心がけましょう。
── 割込まれても 怒らないで 冷静に ──
ときどき、無茶な運転をして自車の前に割り込んでくる車がいます。こういった危険な運転をされてもカッとしないで、冷静に車間距離を保って落ち着いて運転してください。
── 無理せずに 早めに給油で 安心を ──
ガソリンが減ってくると不安になって、運転に集中できないことはありませんか?まだ大丈夫だろうと思っても、なるべくガソリンは早めに給油しておきましょう。
── バック前 ギアの位置を 目視して ──
バックする前には、ギアの位置がバックに入っているかを目視で確認するようにしてください。間違えてギアがドライブに入っていると、驚いて思わぬ事故を引き起こします。
── 早めの出発 そのゆとりが 事故防ぐ ──
目的地に車で向かうときには、できるだけ早く出発しましょう。途中の事故や、渋滞で思わぬ足止めを食うときがあり、それが焦りとなり事故につながります。