── 一時停止 慢心せずに 確実に ──
いつも通行している見通しの良い直線の道などでは、つい「止まれ」の標識を軽視してしまいがちです。人間の脳はしっかり見えているつもりでも対象物を見落としていることもあるので、決して慢心せず、確実に一時停止をするよう心がけてください。
── 眠いなら 無理をせずに すぐ仮眠 ──
長時間運転をしていると、どうしても眠たくなってしまうものです。居眠り運転で重大事故を起こしてしまっては大変です。眠たくてどうしようもなくなる前に、安全な場所で仮眠を取るようにしてください。
── 滑る前 早めに交換 冬タイヤ ──
寒冷地では、本格的な冬がやってきます。初冬は冬タイヤに交換していないドライバーも多く、スリップ事故が発生しています。早めに冬タイヤに交換しておきましょう。
── 落下物 人の命を 奪います ──
タイヤなど道路上の落下物は、ときに人の命を奪いかねません。運転前には積み荷等がしっかりと固定されているかを必ず確認するようにしてください。
── 曲がる時 後方確認 忘れずに ──
発進や車線変更、右左折などでハンドルを切る場合には、必ず後方を確認してからにしてください。後方確認なしにハンドルを切ることは事故のもとです。
── 初めての車 アクセル・ブレーキ 緩やかに ──
レンタカーなどで初めて運転する車は、普段運転している車に比べるとアクセルやブレーキの感覚が異なることが多いものです。運転に慣れるまではできるだけ緩やかな操作を心がけてください。
── 幹線道路 右からの横断者を 予測して ──
幹線道路では、自車の右側から横断してくる歩行者との事故が発生しています。中央分離帯を乗り越えてくる歩行者や、対向車の陰から現れる歩行者には要注意です。
── 踏切進入 前方スペース 空いてから ──
踏切を渡るときには、踏切の向こうのスペースが空いていることを確認してから進行するようにしてください。渋滞などで前方のスペースが詰まっていると、踏切の中で動けなくなり重大事故につながります。
── 長時間運転 適度な休憩で 疲労防止 ──
長時間運転をするときには、適度な休憩を取るようにしてください。疲れている感覚はなくても、実際には疲労が蓄積しているものです。
── 相手の 一旦停止を 期待しない ──
交差点等で相手の一旦停止を期待すると、止まってくれなかったときには事故となります。相手の動きを自分の都合の良いように考えるのはやめましょう。
── 生活道路 子どもの飛出し 当たり前 ──
生活道路では、子どもが飛出してくることが当たり前と思って運転してください。そうすれば自ずと速度も落ち、一旦停止もしっかりとできるようになります。
── 緊急事態 まずは速度を 落としましょう ──
目の前に危険が迫ったら、まずは急ブレーキを踏んで速度を落とすようにしましょう。速度が低下すればそれだけ被害を低減させることができます。
── その一瞬 僅かな油断が 命取り ──
運転中の一瞬の油断が、あなたの人生や周りの人々の人生を壊しかねません。運転するときはそのことを忘れずに、気を引き締めて運転するようにしてください。
── 知ってます? 運転席の スイッチの意味 ──
安全運転支援装置を搭載した車には数多くのスイッチやダイヤルが付いています。こういった車は、スイッチの意味を理解してから運転するようにしてください。
── バックする時 面倒がらずに 目視で確認 ──
車をバックさせるときには、ミラーだけで確認するのではなく、必ず後方の広い範囲を目視してから車を後退させるようにしてください。
── ハンドルは 謙虚な気持ちで 握りましょう ──
発進する前には必ず、「今日も人や車を傷つけない運転をしよう」と謙虚な気持ちでハンドルを握ってください。その気持が乱暴な運転や急な操作を防いで、事故防止につながります。
── 運転中 考え事は やめましょう ──
1人で運転をしていると、いろいろと考え事をしがちです。しかし考え事に気を奪われてしまうと、見えているはずの目の前の車や人が意識に入ってこなくなってしまいます。運転中はできるだけ考え事をやめるようにしましょう。
── 自分の運転常識 信じすぎると 事故になる ──
運転経験が長くなると「いつもの場所だから、こうしておけば事故はしない」という自分の常識が生まれます。しかし、それを信じすぎると、イレギュラーが発生した際に対応することができません。事故防止の基本は安全確認であることを忘れないでください。
── 他者の動き 完全には 読めません ──
人や車の動きにはある程度のパターンがありますが、どんな人でも100%それを読むことはできません。他者がどんな動きをしようとも対応できる運転を心がけてください。
── 左後方 常にバイクを 要警戒 ──
自車の左後方を走るバイクはミラーの死角に入りやすく見落としがちです。左に車線変更する際には、バイクの存在にくれぐれも注意するようにしてください。
── 車線変更 死角の確認 怠らない ──
車線変更する際には、ミラーの死角などを意識して十分に目視確認をするようにしてください。死角に車やバイクがいた場合には即、事故につながるので注意が必要です。