── 身につけよう 安全運転の 新たな知恵 ──
毎日ただ漠然と運転するだけではなく、運転に関する新しい知恵をどんどん身につけましょう。どのような運転行動をとればより事故から遠ざかれるか、常に考えることが大切です。
── 無事故・無違反 出発前の 合言葉 ──
出発前には「無事故・無違反」という言葉を心に刻むことを全従業員の合言葉にしましょう。出発前にこういった言葉で気持を新たにすることは、事故防止のためにとても大切です。
── 思い出そう 肝を冷やした あのヒヤリ ──
ときどきは過去の運転を振り返り、事故を起こしたときのことや、ヒヤリとした瞬間を思い出してみましょう。決して同じような危険にあわないためにも、過去の経験を活かすことは大切です。
── あなどるな 慣れた道こそ 危険が潜む ──
慣れた道だからとボンヤリ走行していると、歩行者や自転車の飛出しがあったときに対応することができません。いつも通る道だからこそ油断しないで走行するようにしてください。
── スマホにわき見 その一瞬で 人生暗転 ──
運転中にスマホにわき見をすることは、少なくとも数秒わき見をすることになります。たとえわずかな時間でも車はかなりの距離を進行します。一瞬の行動で人生を暗転させないためにも、スマートフォンへのわき見は絶対にしないようにしてください。
── 進路変更 ウインカーを 忘れない ──
ウインカーの出し忘れは後続車に大変迷惑です。車線を変更するときや右左折を行う際には、忘れずにウインカーを点滅させましょう。
── 止めましょう 振り向きながらの 後方確認 ──
あなたはバックする時、振り向きながらバックしていませんか?このような癖がついていると、後方の安全確認を行う前にバックしているので、事故を起こす可能性が大きく高まります。かならず後方の安全を確認してからバックするようにしてください。
── 疑おう 安全確認に 完璧はない ──
自分はしっかりと安全確認をしたと思っていても、うっかり見落としていることもあります。安全確認に完璧はありません。常に自分の安全確認を疑って、何度も確認する癖をつけてください。
── 業務運転 事故の責任 会社にも ──
業務で運転するということは、万が一事故を起こした際には会社にも累を及ぼします。仕事でハンドルを握る際にはその責任をしっかりと自覚するようにしてください。
── 踏切通過 事故を起せば 大損害 ──
踏切で事故を起こすと多大な損害賠償が発生するおそれがあります。踏切を通過する際には最大限の注意を払って事故を起こさないようにしてください。
── 車線変更 死角の二輪車 確認を ──
車線変更する際には死角にいる二輪車にくれぐれも気をつけてください。速度の出ている車線変更時に二輪車に接触すれば必ず重傷事故に結びつきます。
── バック時は 死角の確認 忘れずに ──
バックする際には死角が多く危険です。駐車場などでバックするときには死角の確認を忘れないようにしましょう。
── シートベルト エンジン始動前に 装着を ──
シートベルトはエンジンスタート前に装着する癖を着けましょう。そうしておけば、シートベルトの着用忘れを防止することができます。
── ボンヤリと 考え事は 事故のもと ──
春は環境が変わったり、気候も良くなってボンヤリと考え事をしがちです。運転に集中しないと事故のもとですから、ハンドルを握ったら運転に集中するようにしてください。
── 春先でも 車内温度は 上がります ──
まだ春だから、少しの間なら子どもを車内に残して買い物などしても大丈夫だろうと思いがちですが、春先でも車内の温度は相当に上がります。車を離れるときは絶対に子どもを車内に残さないようにしましょう。
── その安全確認 流れ作業に なってない? ──
運転に慣れてくると、安全確認も流れ作業になってしまって、危険があっても気づかないことがあります。安全確認をするときには、必ず「見る」ことを強く意識するようにしてください。
── 雨の日は 長めの車間を 意識して ──
ウェット路面はドライの状態に比べて制動距離が伸びます。雨の日は追突事故防止のためにも車間距離を長めに取ることを心がけてください。
── 怒りの運転 自分が損を するだけです ──
運転していると割り込まれたり、ウインカーを出さないドライバーがいたりとストレスが溜まることが多いものです。そんなドライバーに腹を立てて感情的な運転をして事故など起こせば目も当てられません。運転中は絶対に感情を抑えましょう。
── 動きそうな 荷物はトランクに 入れましょう ──
買い物袋やバッグなどを座席に置いたままにしていると、走行中に荷物が動いたときに視線が無意識にそっちに向いてしまい、脇見運転となってしまいます。動く可能性のある荷物はトランクにしまうなどして、視界に入らないようにしましょう。
── 自分は大丈夫 その過信が 事故のもと ──
テレビや新聞などで事故の報道を見ても、まさか自分自身が同じような目に遭うとはなかなか想像できないものです。しかし、明日はわが身という言葉があるとおり、いつ自分が事故を起こしてもおかしくないと気を引き締めて運転をするようにしてください。